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源氏物語入門
貸出中
高木 和子/著 -- 岩波書店 -- 2023.9 -- 913.36
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
913.3/タカ/
00014830905
和書
帯出可
貸出中
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資料詳細
タイトル
源氏物語入門 ,
書名ヨミ
ゲンジ モノガタリ ニュウモン
叢書名
岩波ジュニア新書
著者
高木 和子
/著
著者名ヨミ
タカギ,カズコ
出版者
岩波書店
出版年
2023.9
ページ数, 大きさ
12,226p, 18cm
NDC10版
913.36
一般件名
源氏物語
個人件名
紫式部
ISBN
978-4-00-500974-9
著者紹介
東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)。著書に「源氏物語の思考」「男読み源氏物語」など。
児童内容紹介
日本の古典の代表か、世界の文学か、色好みの男の恋愛遍歴か-。平安時代の作品「源氏物語」って、いったい何が面白いのでしょう。作者の紫式部(むらさきしきぶ)とはどんな人だったのでしょう。物語の展開をたどり、原文の言葉にも触れながら、千年生きる物語の魅力を探ります。
内容紹介
紫式部ってどんな人? 「源氏物語」って不道徳な話なの? 嫉妬に狂う女は嫌われる? 「源氏物語」の展開をたどり、人々を夢中にさせ続ける秘密を探る。よく知られた名場面を現代語訳付きで解説するコラムも収録。
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目次
はじめに
一 紫式部ってどんな人?
紫式部という人/源氏物語の制作へ/物語とは何か/紫式部と道長/紫式部の自負の形/紫式部の晩年
コラム1 学識ある女-『紫式部日記』より
二 源氏物語って不道徳な話なの?
光り輝く皇子の誕生/光源氏という男の生涯/恋と政治の物語/「ものの心」と歌を詠むこと
コラム2 物語の始まり-光源氏の両親の悲恋
コラム3 一夜限りの関係-空蟬との逢瀬
三 似た人を好きになってもいいの?
初恋の人、藤壺/若紫と藤壺と/紫の上の成長/紫の上の不幸と自立
コラム4 光源氏と紫の上の出会い-北山の垣間見
コラム5 許されない恋-光源氏と藤壺の贈答
四 活躍する男たち
惟光の活躍/恋の仲介をする従者/仲介役のいない恋/恋のライバル
コラム6 恋のドタバタ喜劇-老女源典侍と若者たち
五 嫉妬に狂う女は嫌われる?
六条御息所の生霊/二人妻の物語/紫の上の嫉妬/嫉妬と身分
コラム7 愛人の悲哀-葵祭の車争い
コラム8 生霊出現-葵の上に取り憑く六条御息所
六 危険な恋とその顚末
敵対する家の娘と/禁忌の恋の魅惑/なぜ須磨に行くのか/関係を守るか裏切るか
コラム9 都を遠く離れて-須磨で月を見る光源氏
七 笑いものになる女、ならない女
末摘花の奇跡/女性たちの生活基盤/心変わりしない大切さ/欠点を隠せるか/笑いものになること/オチとしての笑い
コラム10 待ち続けた女-末摘花に再会する光源氏
八 政治闘争の行方
光源氏復帰後の情勢/女君たちを邸に集める/有能な政治家とは/玉鬘と近江の君と/鬚黒と北の方の離婚
コラム11 色好みの王者-玉鬘との別れ
九 いい家のお嬢さんはもてるのか?
光源氏晩年の若い妻/天皇家の女性の結婚事情/結婚三日目の夜、それぞれの思い/光源氏の正妻は誰か
コラム12 口に出せないつらさを歌に-嫉妬する紫の上
十 悲劇は因果応報か?
柏木の憧れ/柏木密通とその顚末/男同士のその後/愚かしさと業の深さと
コラム13 運命に復讐される-女三宮の密通を知る光源氏
十一 死ぬ時って、結局ひとりなの?
晩年の紫の上の懊悩/絆と遺言/女君の死とその後/死者の遺志/紫の上臨終と光源氏の晩年
コラム14 ヒロインの最期-紫の上と光源氏の別れ
十二 光源氏没後の次世代の人々
「ゆかり」から「形代」へ/光源氏と薫/ライバルの男たち/女性に救いはあるか
コラム15 次世代の恋物語の幕開け-宇治の姉妹の登場
十三 女は一生独身がお気楽なの?
求愛を拒む女君たち/朝顔の姫君の場合/落葉の宮の場合/宇治の大君の場合
コラム16 好きだからこそ結ばれない-大君の最期
十四 密通する女の気持ち
藤壺、空蟬、女三宮の密通/浮舟をめぐる三角関係/最後の女主人公/男と女の行き着くところ
コラム17 翻弄される女の自立-薫を拒む浮舟
十五 その後の歴史の中で
平安後期以後の受容と本文研究/物語の本文とは/中世から近世の注釈や受容/近代の研究と現代語訳/戦後の源氏物語研究の動向/世界文学、翻案、外伝など/一般への普及と現在
コラム18 夕顔や浮舟に憧れる-その後の愛読者たち
主要人物紹介
主要人物関係図
年立(物語世界の年表)
参考文献
おわりに
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