垣沼 絢子/著 -- 人文書院 -- 2024.2 -- 775.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 775.4/2024/ 00014957435 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近代日本の身体統制 ,
書名ヨミ キンダイ ニホン ノ シンタイ トウセイ
副書名 宝塚歌劇・東宝レヴュー・ヌード
著者 垣沼 絢子 /著  
著者名ヨミ カキヌマ,アヤコ
出版者 人文書院
出版年 2024.2
ページ数, 大きさ 375p, 20cm
NDC10版 775.4
一般件名 レビュー-歴史 , 女性-歴史
ISBN 978-4-409-52093-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
内容紹介 パリで誕生したレヴューは、身体統制のイデオロギーとして、日本の女性の身体をどう捉え、どう規定しようとしたのか。戦前から戦後にかけての宝塚・東宝レヴューを概観し、西洋近代化する日本社会の身体感覚の変貌に迫る。

目次

第一章 レヴューの女性を取り巻く議論
  一 レヴューとは
  二 プレシジョン・ダンスが象徴する民主主義社会の身体
  三 集団舞踊の巨大化と全体主義
  四 民族主義と裸体
  五 日本のレヴューを語るには
第二章 演劇環境の近代化
  一 レヴュー受容に至る経緯
  二 演劇環境の近代化
  三 実践としてのレヴュー『モン・パリ』
  四 観客の近代化
第三章 身体感覚の近代化
  一 日本のレヴューとは
  二 宇津秀男によるレヴューの再近代化
  三 宝塚のレヴューと軍事プロパガンダ
  四 『ブルウ・トランク』におけるフランス表象
  五 『我等の旅行記』におけるアメリカ表象
第四章 初期ヌードレヴューの女性の身体
  一 性の解放とイメージ変遷
  二 レヴューにおけるヌードの議論
  三 バーレスクという接続装置
  四 GHQ/SCAPによる取り締まり
  五 ヌードレヴューの検閲の実態
第五章 「真のレヴュー」としての日劇ミュージックホール
  一 ヌード・ストリップ・バーレスクの区別
  二 フランス派・アメリカ派
  三 進駐軍・在日米兵との蜜月関係
  四 固有のレヴューの実現
第六章 ヌードレヴュー劇場と武智鉄二の交錯
  一 前衛演劇とヌード・ショー
  二 ヌード能の変遷1 カリカチュアとしてのバーレスク
  三 ヌード能の変遷2 性的に対称的な二人の女の対比
  四 映画『日本の夜女・女・女物語』(一九六三)におけるヌード能《葵上》