谷口 陽子/著 -- 新泉社 -- 2025.1 -- 576.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 576/2025/ 00006975635 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル なんで人は青を作ったの? ,
書名ヨミ ナンデ ヒト ワ アオ オ ツクッタノ
副書名 青色の歴史を探る旅
叢書名 13歳からの考古学
著者 谷口 陽子 /著, 高橋 香里 /著, クレメンス・メッツラー /画  
著者名ヨミ タニグチ,ヨウコ , タカハシ,カオリ , メッツラー,クレメンス
出版者 新泉社
出版年 2025.1
ページ数, 大きさ 275p, 19cm
NDC10版 576.9
一般件名 顔料-歴史
ISBN 978-4-7877-2417-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 東京生まれ。筑波大学人文社会系歴史・人類学教授。
児童内容紹介 自然にほとんど存在しない青色を人類はどうやって手にしたのか?エジプシャンブルー、マヤブルー、プルシアンブルー(ベロ藍)、スマルト…。上野にある科学倶楽部に所属する中学1年の蒼太郎(そうたろう)と律(りつ)は、青の再現実験を通して人類のあくなき探究心に触れ、その魅力にはまってしまい…。
内容紹介 かつてウルトラマリンブルーという青色1グラムは金1グラムと同じ価値だった!? 13歳の蒼太郎と律が、化学者の森井老人の指導のもと、人類がどうやって「青色」を手にしたのかを証明する壮大な再現実験に挑戦する。

目次

おもな登場人物
プロローグ
第1章 ヴェルディグリとオドントライト
  実験のスタートはヴェルディグリ/できあがりは茶色になる?/最古の人工青色? オドントライト/緊張の連続の実験
第2章 ラピスラズリとウルトラマリンブルー
  中央美術館でウルトラマリンブルーとであう/きれいな青ができた!/日本にウルトラマリンブルーはなかった?
第3章 スマルトとフォルスブルー
  コバルトからスマルトを作る/偽物の青色を作る/きれいなコバルトガラスができあがる
第4章 エジプシャンブルー
  人類がはじめて作り出した合成の青/作るのはガラスじゃない?/エジプシャンブルーはキラキラ光っていた?
第5章 骨董店と科学倶楽部
  摩訶不思議な森井老人の骨董店/久しぶりの科学倶楽部/バクテリアから赤い顔料ができた
第6章 マヤブルー
  植物から作られたマヤブルー/強烈なにおいの青い液体/くさい液体からマヤブルーができた!
第7章 プルシアンブルー
  ベルリンで作られた青/ベロ藍作りに挑戦/実験に失敗するって、悔しいぞ!/時間をかけてできたヴェルディグリ
第8章 埴輪
  古代の日本で使われていた青は?/古文書の「青」を探しに茨城へ/<あおに>を発見?/青緑に見える山肌がある/インスタントカメラで記念撮影/伝説の紺色<あおに>
第9章 中世の青色の話
  錬金術を調べに中央美術館へ/青色も錬金術で作った?/本物のレシピで再現に成功/ぼくたちが名前をつけていいの?
第10章 旅立ち
  サイコーだった青の実験/企画展に展示される!?/律がいなくなる/2年後に届いた招待状/はじめてのレセプション参加/展示されたぼくたちの青の実験 その1/展示されたぼくたちの青の実験 その2/レセプションで注目をあびる
エピローグ
あとがき
おもな参考文献
謝辞