喜多崎 親/著 -- 三元社 -- 2025.2 -- 723.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 723.3/2025/ 00014957369 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 暗示の構造 ,
書名ヨミ アンジ ノ コウゾウ
副書名 象徴主義絵画のレトリック
著者 喜多崎 親 /著  
著者名ヨミ キタザキ,チカシ
出版者 三元社
出版年 2025.2
ページ数, 大きさ 256,54p, 22cm
NDC10版 723.35
一般件名 絵画-フランス , 絵画-ベルギー , 象徴主義
ISBN 978-4-88303-606-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官などを経て、成城大学文芸学部教授。一橋大学名誉教授。著書に「聖性の転位」「甦る竪琴」など。
内容紹介 1880年代にフランスで始まり、世紀転換期のヨーロッパ美術界を風靡した象徴主義。モロー、ゴーガン、ルドンらの絵画が発する複雑で謎めいた効果を「暗示を創り出す画面のレトリック」の視点から考察する。

目次

序論
  一 絵画の象徴主義
  二 象徴主義美術の理論
  三 象徴主義の研究史
  四 本書の方法論と研究対象
第一章 暗示する文様
  一 問題提起
  二 線と色彩の乖離
  三 モローのコスチューム観
  四 空間への拡大
  五 文様の象徴性
  六 結論
第二章 壁のない幻視
  一 問題提起
  二 ゴーガンの《説教の幻視》
  三 《説教の幻視》の成立過程
  四 オーリエの「絵画における象徴主義ポール・ゴーガン」
  五 オーリエの見る《説教の幻視》
  六 結論
第三章 コレスポンダンスの核
  一 問題提起
  二 《目を閉じて》のヴァリアント
  三 暗示の手法
  四 イメージの想起
  五 コレスポンダンス
  六 結論
第四章 物語らぬ挿絵
  一 問題提起
  二 制作の経緯
  三 ブルワー=リットンの原作小説
  四 各葉のイメージとテキスト
  五 挿絵という問題
  六 結論
第五章 呼び交わす人物と背景
  一 問題提起
  二 パネルの装飾性
  三 光の空間
  四 人物と背景
  五 視覚的隠喩
  六 結論
第六章 喚起する類似
  一 問題提起
  二 ディスクリプション
  三 《青い翼》の意味をめぐって
  四 《私は私自身に扉の鍵を掛ける》との関係
  五 鏡像と神秘
  六 結論
第七章 暗示する広告
  一 問題提起
  二 ミュシャのポスターと同時代評
  三 ミュシャの商品ポスターと象徴主義絵画
  四 叙述の変化
  五 結論
結論