ボトス・ブノワ/著 -- 福村出版 -- 2025.7 -- 797.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 797.9/2025/ 00006492516 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル クレーンゲーム研究 ,
書名ヨミ クレーン ゲーム ケンキュウ
並列タイトル THE MEDIUM OF THE CRANE GAME:ARCHAEOLOGY MODERNOLOGY THEORY
副書名 系譜学・考現学・メディア論
著者 ボトス・ブノワ /著  
著者名ヨミ ボトス,ブノワ
出版者 福村出版
出版年 2025.7
ページ数, 大きさ 344p, 21cm
NDC10版 797.9
一般件名 アーケードゲーム
ISBN 978-4-571-41083-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 フランス・パリ生まれ。中央大学大学院文学研究科社会情報学博士課程修了。慶應義塾大学商学部訪問講師。博士(社会情報学)。
内容紹介 クレーンゲームとはどういうメディアなのか? 資料分析とフィールドワークの調査を通して歴史的構築、現在の有様、そのコミュニケーションを支えるメディア間の関係に焦点を当て解明する。

目次

序章 なぜ今、クレーンゲームとメディア論なのか
  序1 本書の目的
  序2 研究背景
  序3 研究対象
  序4 研究の理論的枠組み
  序5 方法と分析対象
PART 1 歴史編
1章 クレーンゲームの創成期:20世紀初頭
  1.1 クレーンゲームを可能にした近代的背景:19世紀後半~20世紀初頭におけるコイン式マシンの普及
  1.2 1920年~1930年代における初期クレーンゲームの出現と普及
  1.3 初期クレーンゲームにおける間メディア性
  1.4 クレーンゲームの系譜の鍵となる1920年代後半及び1930年代
2章 クレーンゲームの発展期:20世紀末
  2.1 先行文献における戦後日本のクレーンゲーム史の再検討
  2.2 ぬいぐるみキャッチャー流行の再検討
PART 2 現在編
3章 クレーンゲームの成熟期
  3.1 「定番化」するクレーンゲーム:1990年代以降
  3.2 「制度化」するクレーンゲーム:2000年代初頭
  3.3 2000年代初頭のクレーンゲームの間メディア性
4章 都市空間におけるクレーンゲーム:機械・景品・施設の実態調査
  4.1 現場を記録する調査方法
  4.2 路面(ストリート)に遍在するクレーンゲーム
  4.3 機種と景品類から見るクレーンゲームの現状
  4.4 遍在するクレーンゲームの都市空間
5章 クレーンゲームのコミュニケーション:不確かなメディア体験
  5.1 調査方法
  5.2 客・店員・キャラクター間におけるコミュニケーションの場
  5.3 クレーンゲームのデザインとその特徴
  5.4 プレイにおける特徴
PART 3 理論編
6章 メディアミックス論から見たクレーンゲーム
  6.1 メディアミックスの定義と日本的な特殊性
  6.2 キャラクターの遍在化と都市空間におけるメディアミックス
  6.3 メディアミックス論から見たクレーンゲーム
7章 間メディア論から見たクレーンゲーム
  7.1 間メディア性という概念の起源と定義
  7.2 歴史的及び系譜的なアプローチを取る間メディア論
  7.3 現在的なアプローチを取る間メディア論
  7.4 間メディア論から見たクレーンゲーム
8章 クレーンゲームと間メディア論のゆくえ
  8.1 まとめ
  8.2 今後の課題:さらなる間メディア論に向けて