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今村 哲也/著 -- 有斐閣 -- 2025.12 -- 507.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 新着図書コーナー 507.2/2025/ 00015106230 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル いちばんやさしい知的財産法入門 ,
書名ヨミ イチバン ヤサシイ チテキ ザイサンホウ ニュウモン
叢書名 ポケット法学
著者 今村 哲也 /著  
著者名ヨミ イマムラ,テツヤ
出版者 有斐閣
出版年 2025.12
ページ数, 大きさ 17,305p, 19cm
NDC10版 507.2
一般件名 知的財産権
ISBN 978-4-641-24400-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 東京生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部教授。博士(法学・早稲田大学)。著書に「地理的表示保護制度の生成と展開」など。
内容紹介 知的財産法の主要分野を取り上げ、なぜその結論が導かれるのか、どのような価値の衝突を調整しているのかを、事例を交えわかりやすく解説するテキスト。問題の解答などにアクセスできるQRコード付き。

目次

Unit 1 法学の世界へようこそ
  1 実定法学と基礎法学-相互に補完し合う関係
  2 制定法と判例法-日本は判例法主義を採用していないが判例法は重要
  3 法律の役割と解釈の必要性-互いの行動を予測可能とし、秩序を維持する
  4 法律の解釈-特有の規律や作法が存在
  5 法的三段論法-法適用の基本構造
  6 法律の解釈方法-文理解釈が基本
  7 法解釈の具体例-著作権法を例に
  8 具体的妥当性と法的安定性-バランスの重要性
第1章 著作権法
Unit 2 著作権法入門
  1 著作権が必要な理由-さまざまな説明の仕方がある
  2 著作権の正当化根拠-インセンティブ論と自然権論
  3 保護と利用のバランス-創作者の権利保護と作品の利用促進の2つの側面
  4 著作権と所有権の違い-手紙を受け取っても著作権は受け取れない
  5 著作権法の変遷-良い意味で(?)パッチワークのような法律
Unit 3 著作物性の判断基準
  1 著作物の定義-著作権制度におけるアルファでありオメガでもある
  2 思想または感情-人間と人工知能(AI)による表現の違い
  3 表現したもの-表現とアイデアの二分論
  4 創作性の基準-表現者の個性が表れていること
  5 文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの-知的・文化的包括概念の範囲
Unit 4 著作物の種類と特徴
  1 著作物の種類-9つの例示著作物
  2 特殊な著作物-二次的著作物・編集著作物・データベースの著作物
Unit 5 著作者
  1 創作者主義の原則-作品を創作して表現した人が権利をもらえる
  2 共同著作物-共同創作・分離利用不可能な場合に成立するが権利関係は複雑化
  3 創作者主義の修正-投資の回収と権利の一元化のために必要
  4 著作者の推定-創作過程を確認するのは難しい
Unit 6 著作者人格権
  1 著作物の公表権-あなたの作品をいつ、どのように世に出すか
  2 著作者と作品とを紐づける権利-氏名表示権の大切さ
  3 勝手な改変はNG-著作物の完全性を守る同一性保持権
  4 みなし著作者人格権侵害の注意点-作品を卑猥なウェブサイトに使ったら?
  5 死後の著作者人格権侵害-死んだ後のあなたの秘密の日記はどうなる?
Unit 7 著作権の基本構造
  1 著作権の効力-偶然似たような作品ができたらどうなる?
  2 読むのはOK、コピーはNG?-法定利用行為と支分権
  3 有形的再製とは?-見えなくても、聞こえなくても
  4 著作物の提示のかたち-見せ方・聴かせ方で変わる権利関係
  5 著作物の「流通」を支える権利-提供方法で変わる権利関係
  6 「公衆」とは誰のこと?
  7 原作から生まれる新たな創作-二次的著作物の作成・利用
Unit 8 権利制限と保護期間
  1 権利制限規定の意義-なぜ著作権には制限があるのか?
  2 個別的な権利制限規定と柔軟な権利制限規定-進化する著作権のルール
  3 私的使用のための複製はどこまで認められる?
  4 引用による利用-適法な引用の条件とは?
  5 非営利での上演・演奏が認められる範囲
  6 著作権の保護期間のしくみ-著作権はいつまで続くのか?
Unit 9 著作隣接権
  1 著作隣接権を有する者は誰か?
  2 著作隣接権の性質-コンテンツ業界を支える「影の主役」とその特徴
  3 実演家の権利-舞台から街頭パフォーマンスまで、表現者たちを守る法的保護
  4 レコード製作者の権利-「音」を記録する者の法的保護制度
  5 放送事業者/有線放送事業者の権利-電波とケーブルを通じた「送信」を守る仕組み
Unit 10 権利の活用
  1 著作権と利用許諾-クリエイターの権利を守る約束事
  2 出版権のしくみ-作家と出版社をつなぐ大切な約束
  3 著作権の譲渡-安易な譲渡から作者を守る「翻案権の留保の推定」ルール
  4 相続人不存在の場合における著作権の消滅
  5 著作権の集中管理-集中管理が実現する創作と利用の調和
  6 裁定による利用権の設定-権利者が見つからない作品を活かす
Unit 11 著作権の侵害
  1 著作権侵害の判断
  2 「依拠性」の判断-意識と無意識の境界線
  3 「類似性」の判断-アイデアと表現の境界線を探る
  4 利用行為の主体-誰が著作権を侵害するのか?
  5 著作権者が取りうる対応1-差止請求と損害賠償
  6 著作権者が取りうる対応2-刑事罰と親告罪
Unit 12 ちょっとブレイク 肖像権とパブリシティ権による保護
  1 肖像権とは何か
  2 肖像権と表現の自由とのバランス-受忍限度論
  3 パブリシティ権の基本-成り立ちと保護の理由
  4 ピンク・レディー事件と最高裁判決
  5 パブリシティ権をめぐるさまざまな問題
第2章 特許法
Unit 13 特許制度の仕組み
  1 もし特許制度がなかったら
  2 特許制度の問題点
  3 なぜたくさんの出願をするのか
  4 特許のインセンティブがよく機能する分野
  5 情報の法的保護範囲の確定方法
  6 物権的な性質
  7 国際協調の重要性
Unit 14 発明とは何か?
  1 「発明」の定義を設けていない国もある?
  2 自然法則の利用-「発明」と認められる条件とは?
  3 技術的思想-発明は「具体的製品」ではなく「アイデアそれ自体」に宿る
  4 創作-単なる「発見」との違い
  5 高度性-「発明」と「考案」との違い
Unit 15 特許要件
  1 産業上利用可能性-医は「仁術」だが医薬品や医療機器は「産業」である
  2 新規性-世の中で知られてしまうと特許は取れなくなる
  3 進歩性-先行技術と何が違えば「発明」と認められるのか?
  4 記載要件-公開の代償なので分かるように記載せよ
  5 先願-出願の順番が特許取得を左右する
  6 公序良俗-武器に関する発明は特許がとれないか?
Unit 16 発明者の権利
  1 特許権の主体-「特許を受ける権利」と「特許権」の違い
  2 特許を受ける権利-特許を出願できるのは誰か?
  3 職務発明-発明の対価はもらえる?会社が払うべき報酬とは
  4 共同発明-共同発明者はそれぞれ自由に実施できる?
  5 特許の出願、異議申立て、審判、審決等取消訴訟
Unit 17 特許権の効力・存続期間・制限
  1 特許権の効力
  2 特許権の利用-活用しないと利益は生まれない
  3 存続期間-最大で出願日から20年間が原則
  4 特許権の制限-他社の技術を研究するために製品を再現することはできる?
  5 法定実施権・裁定実施権-契約に基づかないで生じる実施権
  6 先使用権-特許を取得される前から実施していた企業は保護される?
  7 特許権の消尽-中古の特許製品を販売することは特許権侵害になる?
Unit 18 特許権侵害への対応
  1 特許権の侵害の要件-侵害を主張するにはどのような条件が必要か?
  2 特許請求の範囲(クレーム)の解釈-発明の保護範囲を決める重要な作業
  3 文言侵害-クレームの構成要素をすべて満たしている場合
  4 均等侵害とその考え方-発明の本質が同じなら侵害と扱うべきである
  5 直接侵害と間接侵害-特許製品の部品のみ提供している場合どうなる?
  6 特許権侵害に対する救済方法-ビジネスライクな多様な解決方法
  7 損害額の算定-得べかりし利益の算定は難しいので推定規定が役にたつ
第3章 商標法
Unit 19 商標法(1)
  1 商標法の目的-信用という目に見えない価値を守る「器」としての商標
  2 商標の機能-自己の商品や役務(サービス)と他社のものを区別する
  3 登録主義と使用主義-実際にはまだ使用していない商標でも登録できる
  4 標章と商標、登録商標-商品に使用されるいろいろな表示
  5 商標の構成要素-商標を使用する商品・役務とセットで登録
Unit 20 商標法(2)
  1 商標の種類-文字や図形だけでなく立体や音も登録できる
  2 商標権とその効力-同一範囲に及ぶ専用権と類似の範囲にも及ぶ禁止権
  3 商標権の存続期間-更新し続ければ永久に保護される。しかし…
  4 商標登録の手続-基本は先願主義
  5 商標の使用とは?-商標的使用の考え方
Unit 21 商標法(3)
  1 商標の登録要件-どのような基準で選別されるのか
  2 商標権の効力が及ぶ範囲-商標の同一性と類似性によって決まる
  3 商標の類否-商標登録の要件や侵害の判断基準として重要
  4 商標権侵害-侵害を主張された側にも防御方法はある
第4章 不正競争防止法
Unit 22 不正競争防止法(1)
  1 周知な商品等表示の混同行為-商標の登録をせずとも保護される
  2 著名な商品等表示の冒用行為-混同を生じなくても保護される
  3 他人の商品の形態の模倣-意匠登録がなくても発売から3年は保護される
Unit 23 不正競争防止法(2)
  1 営業秘密の保護-企業が事業活動を通じて得た価値ある情報
  2 限定提供データに係る不正競争-ビッグデータの不正取得や使用の規制
  3 技術的制限手段の効果を妨げる装置等の提供行為に係る不正競争-デジタルコンテンツの権利保護にとって重要
  4 ドメイン名に関する不正競争-サイバースクワッティングを防止する
  5 品質等の誤認行為に関する不正競争-食品偽装などが典型例
  6 信用毀損行為に関する不正競争-競争者を噓の事実で貶めるのは禁止
Unit 24 ちょっとブレイク その他の知財法
  1 デザインを守る意匠法-デザイン開発への投資を保護
  2 種苗法-農業イノベーションを守る
  3 地理的表示保護制度-地域ブランドを世界へ