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朴 希沙/著 -- 明石書店 -- 2026.1 -- 146.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 新着図書コーナー 146.8/2026/ 00015190705 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 歴史的トラウマと日常を結ぶ心理臨床 ,
書名ヨミ レキシテキ トラウマ ト ニチジョウ オ ムスブ シンリ リンショウ
副書名 在日コリアンに対する実態調査と臨床実践
著者 朴 希沙 /著  
著者名ヨミ パク,キサ
出版者 明石書店
出版年 2026.1
ページ数, 大きさ 281p, 22cm
NDC10版 146.8
一般件名 心理療法 , 朝鮮人(日本在留)
ISBN 978-4-7503-6043-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 立命館大学大学院人間科学研究科後期博士課程修了。在日コリアンカウンセリング&コミュニティセンター開設。公認心理師。臨床心理士。
内容紹介 在日コリアンへの差別や偏見が根強く残る日本社会において、彼らの心のケアは軽んじられてきた。心理士であり在日コリアンの当事者でもある著者が、その問題を歴史-社会-個人の3つを軸に、心理療法の経験を通じて考える。

目次

第Ⅰ部 私自身について-当事者、実践者、研究者として
  当事者、実践者、研究者であること
  社会がよくなれば、権利を獲得すれば、人は幸福に…なれる?
  実存的契機となった育ち直しの経験
  韓国での生活-当事者から実践者への架け橋
  日本社会に着地する契機-そして、研究者へ
  まとめ
第Ⅱ部 本論
第1章 在日コリアンとメンタルヘルス
  1 植民地支配の歴史とメンタルヘルス-歴史的トラウマからの考察
  2 差別とメンタルヘルス-人種差別がメンタルヘルスにもたらす影響
  3 歴史的社会的背景が在日コリアンのメンタルヘルスに与える影響
  4 「私」の物語の重要性-複雑な日常の実態に光を当てる
  5 まとめ
第2章 在日コリアンに対する心理社会的支援のこれまで
  1 日本の精神医学分野と在日コリアン
  2 日本の心理学分野と在日コリアン
  3 日本の臨床心理学分野では在日コリアンはどのように「扱われてこなかったのか」
  4 在日コリアンコミュニティおよび近接領域と臨床心理学的問題との関係
  5 まとめ
第3章 在日コリアンのメンタルヘルスに関わる取り組み-「免責」と「引責」のプロセスとそれを可能にする場の特徴
  1 サポートグループ「それが一人のためだとしても」とは
  2 「してもの会」の活動の変遷
  3 「してもの会」の構造と参加者の特徴
  4 在日コリアンと当事者研究
  5 在日コリアン参加者の歴史-社会-個人が統合されていくプロセス
  6 在日コリアンのための心理社会的支援に必要な場の特性
  7 まとめ-在日コリアンに対する心理社会的支援を「免責」と「引責」の観点から考察する
第4章 心理化されやすい日常の被差別体験を可視化する-在日コリアン青年へのマイクロアグレッション実態調査より
  1 マイクロアグレッション概念が在日コリアンの差別研究に持つ意味
  2 マイクロアグレッションの三分類とマクロアグレッション
  3 調査方法
  4 調査結果
  5 考察
第5章 在日コリアンのための心理社会的支援の現場-ZACについて
  1 ZACの構造
  2 相談の実際
  3 主訴(困りごと)に見られる特徴
  4 ZACにおける臨床的な対応の流れとその特徴
第6章 「免責」と「引責」が交差する場としての心理臨床-ZACの実践
  1 事例1 ジェンダーとインターセクショナリティの視座から
  2 事例2 男性性、民族差別、加害・被害の関係から
  3 考察:歴史-社会-個人のつながりの中で「主訴」を捉え返す
第7章 社会の中で心理社会的支援を位置づける
  1 マジョリティ特権と心理社会的支援との関係
  2 心理社会的支援が社会において持つ意味-差別への日常的介入戦略を参照枠として
第8章 在日コリアンの心理社会的支援に求められるものとその可能性
  1 光と影のモデル-生態学的モデルへの補助線
  2 本書で得られた知見
  3 本書の意義と残された課題、他のマイノリティへの応用可能性