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生まれてよかったか?はじめての反出生主義
貸出中
小島 和男/著 -- 筑摩書房 -- 2026.7 -- 150
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
新着図書コーナー
150/2026/
00015187529
和書
帯出可
貸出中
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資料詳細
タイトル
生まれてよかったか?はじめての反出生主義 ,
書名ヨミ
ウマレテ ヨカッタカ ハジメテ ノ ハンシュッセイ シュギ
叢書名
ちくまプリマー新書
著者
小島 和男
/著
著者名ヨミ
コジマ,カズオ
出版者
筑摩書房
出版年
2026.7
ページ数, 大きさ
238p, 18cm
NDC10版
150
一般件名
倫理学
,
生命
ISBN
978-4-480-68562-9
著者紹介
学習院大学文学部哲学科教授。博士(哲学)。日本うどん学会理事。著書に「プラトンの描いたソクラテス」「反出生主義入門」など。
児童内容紹介
子どもは「生まれるか」を選択することはできないのだから、「生んでくれなんて頼んでない!」と思うのは当然のこと。どうすれば少しでも楽に過ごせるのか?「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるための哲学を紹介する。
内容紹介
「生んでくれなんて頼んでない」? 「親ガチャ」って、誰が回してる? 快と苦は相殺できる? 「子どもを持つ」という当たり前を問い直す思想「反出生主義」を中心に、生まれてくることの意味、親との関係などを考える。
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目次
まえがき
第1章 生まれるって、だれの決断?
1 「頼んでない」は言ってはいけない?
「生んでくれなんて頼んでない」/言葉の裏にあるもの/倫理学という学問
2 親は依頼されていない/子は選べない
親と子の非対称な関係/同意なき行為/親の動機を考える/構造を理解する
3 存在させることの一方通行性
取り消せない決断/一方通行の贈り物/存在することの影響/ベネターの非対称性/責任の所在/倫理学で考えるということ/社会の問題として考える/人間好きの優しい思想
第1章のまとめ
考えてみよう
第2章 「親ガチャ」を考え直す
1 そのガチャって誰が回してる?
「親ガチャ」という言葉/誰が「回している」のか?/比喩としての限界/「文化資本」という見えない格差/「情報」という格差/格差是正は大切だが…
2 金持ちに生まれたら幸せ?
「成功」の中身/でも、それで本当に「幸せ」なのでしょうか/どんな人生にも苦しみはある/「あの家に生まれたかった」という願望/能力主義の罠/しかし、「良い条件」でも問題は残る/「回された側」としての自覚
3 「子ガチャ」の視点
言葉のこと/どんな子が生まれるかは分からない/親の期待をめぐって/障碍の社会モデル/認識的不正義は子どもにも当てはまる/「回さない」という選択
第2章のまとめ
考えてみよう
第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる
1 快と苦は相殺できる?-功利主義という考え方
「幸せ」とは何だろう?/快楽に「質」の違いはあるのか?/功利主義への疑問-オメラスの子ども/この物語が問いかけること
2 存在させることは「害」か?-ベネターの非対称性
人生を「始める」ことと「始めない」こと/苦痛と快楽の非対称性/火星人の思考実験/始める価値と続ける価値/人生の質をどう判断するか?/幸福をどう測るか?/世界は良くなっている?
3 「正解」はあるのか?-事実と価値を区別する
事実の問いと価値の問い/記述と規範の区別/理由を持って話し合う技術/倫理学の歴史と進歩/倫理学は「正解当てクイズ」ではない
第3章のまとめ
考えてみよう
第4章 家族は「当たり前」じゃない?
1 「家族を大事に」の圧をほどく
「家族」という言葉の重さ/「良い家族」のイメージ/「家族なんだから」という言葉/血縁と「ケア」は別のもの/ヤングケアラーという現実/「毒親」という言葉/依存は「生の仕様」である/助けを求めることは、弱さではない
2 一人でいるのは悪いこと?
「孤独」のイメージ/一人の時間の価値/「孤独」と「孤立」の違い/「つながり」のプレッシャー/ネット上の関係を軽視しない/「孤食」について考える
3 友だちの作り直し
「友達一〇〇人できるかな」の呪い/「安全に弱音を出せる場」/友達関係を「作り直す」/人は変わる/「選んだ家族」という考え方/外にひらいた関係づくり
第4章のまとめ
考えてみよう
第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる
1 「1/2成人式」ってなんだろう?
「親への感謝」の強制/家庭環境の可視化/祝われることの暴力性/行事の意味を問い直す/「当たり前」を疑う
2 どうしてがんばらなきゃいけないの?
「常時全力」という圧力/「生まれてきた以上がんばらなければならない」?/「一度始めたらやり通せ」という呪縛/「始める」ことと「続ける」こと/「今日一日」を乗り切る/「やめる」「逃げる」「休む」
3 「ふつう」を自分で定義する
「ふつう」とは何か?/「ふつう」の圧力/ハリエットとミルの『自由論』と個性/ニーチェの「畜群道徳」批判/イリイチと「学校化」/「ふつう」ができない、ということ/「私のふつう」を持つ/「ふつう」が変わるとき/自分の「標準」
第5章のまとめ
考えてみよう
第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理
1 作る権利・作らない権利
リプロダクティブ・ライツ/「子どもはまだ?」という圧力/少子化と「産めよ殖やせよ」/国家による生殖への介入/自由の衝突
2 中絶・養子・教育の超入門
中絶という難問について/バイオリニストの比喩/養子という選択/教育を受けさせる義務
3 親を責めてもいいの?
責める感情を持つことと、責めること/恨みを言語化する/ケアの導線/感情を腐らせない/「戦略的感謝」という方法/許さなくてもいい
第6章のまとめ
考えてみよう
第7章 ぼくらの生まれたこの世界で
1 ケアは血縁を超えられる
「一人では生きられない」という事実/公的なセーフティネット/人との交流を増やす/血縁に頼らなくても生きていける社会へ
2 「持たない」生の充実
物より時間、時間より余白/関係への投資/学びと仕事について/「推し活」について
3 今日を生きる
第7章のまとめ
考えてみよう
ブックガイド-さらに考えたい人のために
本を読むということ/物語から触れる/考え方を知る/原典にあたる
あとがき
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