加納 悟/著 -- 岩波書店 -- 2006.2 -- 331.19

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 331.1/2006/ 00011595337 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル マクロ経済分析とサーベイデータ ,
書名ヨミ マクロ ケイザイ ブンセキ ト サーベイ データ
叢書名 一橋大学経済研究叢書
著者 加納 悟 /著  
著者名ヨミ カノウ,サトル
出版者 岩波書店
出版年 2006.2
ページ数, 大きさ 14,223p, 21cm
NDC10版 331.19
NDC8版 331.19
一般件名 経済分析
著者紹介 1950年生まれ。京都大学工学部数理工学科卒業。工学博士号取得。一橋大学経済研究所教授。共著に「マクロ経済学」など。
内容紹介 実証分析にとって不可欠なツールである計量モデルにも限界はある。人間の抱く直感や期待などを重視し、サーベイデータからの情報をモデルに取り入れることで、新たな経済分析が可能となることを示す。
内容注記 文献:p213〜220

目次

第1章 プロローグ
  1.1 はじめに
  1.2 サーベイデータ
  1.3 本書の構成
第2章 サーベイデータの定量化
  2.1 はじめに
  2.2 CP法
  2.3 合理的期待の仮定と対案
  2.4 CP法と質問の仕方
  2.5 5項目回答の調査結果
  2.6 可変パラメータモデルヘ
  2.7 業況判断DlやBSIの解釈
  2.8 おわりに
第3章 期待インフレの計測
  3.1 はじめに
  3.2 固定パラメータの対数線形モデル
  3.3 可変パラメータを持つ対数線形モデル
  3.4 日本における期待インフレ率の事例研究
  3.5 おわりに
第4章 景気実感と景気実態
  4.1 はじめに
  4.2 ストック=ワトソンの景気モデルとその問題点
  4.3 日銀短観データによる景気指数の作成
  4.4 実証結果
  4.5 おわりに
第5章 景気動向指数(DI)の統計的考察
  5.1 はじめに
  5.2 DI(Diffusion Index)の定義と改訂の背景
  5.3 Dlとサーベイデータ
  5.4 サーベイデータの実証分析
  5.5 DIとその後
  5.6 おわりに
第6章 マクロ投資理論の再検討
  6.1 はじめに
  6.2 サーベイデータと企業の反応
  6.3 マクロ投資理論と資本の望ましい水準
  6.4 ヘテロな投資主体
  6.5 マクロ投資関数
  6.6 おわりに
第7章 消費者意識の統計分析
  7.1 はじめに
  7.2 消費者意識とアンケート
  7.3 平均消費性向と消費者意識の分析
  7.4 おわりに
第8章 労働市場の不均衡と摩擦的失業
  8.1 はじめに
  8.2 労働需要関数の推定
  8.3 労働供給関数の推定
  8.4 労働市場の不均衡分析
  8.5 おわりに
第9章 銀行の貸し出し行動の分析
  9.1 はじめに
  9.2 需要と供給の識別問題
  9.3 モデルとデータ
  9.4 実証分析の結果
  9.5 おわりに
第10章 景気動向のモデル分析
  10.1 はじめに
  10.2 ストック=ワトソン・モデルとその応用
  10.3 レジームスイッチ
  10.4 景況感の導入
  10.5 景気基準日付への適用
  10.6 おわりに
第11章 マルコフ・スイッチモデルの推定
  ll.1 はじめに
  11.2 マルコフスイッチモデルの尤度関数
  11.3 サーベイデータの使用
  11.4 日本の景気循環への適用
  11.5 おわりに
第12章 ヒューマン・フィルターリング
  12.1 はじめに
  12.2 メカニカルなフィルターリング
  12.3 サーベイデータの利用(ヒューマン・フィルターリング)
  12.4 おわりに
エピローグ
付論
  付論A 理論的説明の補足
  付論B 本書において利用されたサーベイデータ