山田 信行/著 -- 東信堂 -- 2006.3 -- 361.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 361.5/2006/ 00011599560 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 世界システムの新世紀 ,
書名ヨミ セカイ システム ノ シンセイキ
並列タイトル The World‐System in the New Century:Globalization and its Social Effects
副書名 グローバル化とマレーシア
著者 山田 信行 /著  
著者名ヨミ ヤマダ,ノブユキ
出版者 東信堂
出版年 2006.3
ページ数, 大きさ 10,306p, 22cm
NDC10版 361.5
NDC8版 361.5
一般件名 社会変動 , マレーシア-経済 , 分業 , 国際投資
注記 欧文タイトル:The World‐System in the New Century:Globalization and its Social Effects
内容紹介 多国籍化を推進してきた日本企業と、その主要な進出先の1つであるマレーシアを事例として、グローバル化がもたらす国際分業の変容の可能性、周辺社会の内部変動などを、聞き取り調査に基づき理論的・経験的に検討する。
内容注記 文献:p281〜296

目次

序章.グローバル化はなにをもたらすのか
  格差の拡大と周辺
  周辺における資本主義発展
  「グローバル化」と周辺
  NIDLからpost‐NIDLへ
  「外部」と「内部」、「グローバル化」と「半周辺化」
  事例としてのマレーシア
  本書の構成
Ⅰ.経済のグローバル化と国際分業の転換
  1.はじめに
  2.グローバル化とはなにか-概念・現象・起源・原因
  3.NIDLからpost‐NIDLへ-国際分業の類型論
  4.日本からマレーシアヘ
  5.まとめ
Ⅱ.多国籍企業の戦略動向
  1.はじめに
  2.日本企業の生産戦略-仮説と実態
  3.生産システムと技能形成-自動化とセル生産をめぐって
  4.まとめ
Ⅲ.周辺社会における情報化戦略と多国籍企業
  1.課題
  2.周辺社会における情報化
  3.MSC計画とはなにか
  4.MSC計画にみる半周辺化-展望と制約
  5.まとめ
Ⅳ.半周辺化における国家
  1.課題
  2.NIEs形成における国家-自律性獲得との関連で
  3.マレーシアにおける国家形成-マレーシアは「強い国家」か
  4.まとめ
Ⅴ.エスニシティ関係と国家政策
  1.課題
  2.「三者同盟」とはなにか
  3.マレーシアにおける「三者同盟」-エスニシティ関係による媒介
  4.まとめ
Ⅵ.エスニシティとインフォーマル化
  1.確認と課題
  2.自生的企業の成長とインフォーマル化
  3.post‐NIDLとインフォーマル化
  4.まとめ
Ⅶ.労使関係の変容と労働者の技能形成
  1.はじめに
  2.post‐NIDLにおける労使関係
  3.マレーシアにおける技能形成-現状と課題
  4.マレーシアにおける労使関係の変化
  5.まとめ
Ⅷ.半周辺化における移民労働者
  1.課題
  2.半周辺化への展望と制約-生産システムと階級構成
  3.半周辺化における移民労働者-その両義性
  4.マレーシアにおける移民労働者の現状と移民政策
  5,まとめ
Ⅸ.「ニュー・リッチ」形成からみる半周辺化
  1.課題
  2.post‐NIDLと周辺社会の階級変容
  3.マレーシアにおける「ニュー・リッチ」
  4.世界システムにおける半周辺と「紛争」
  5.まとめ
Ⅹ.post‐NIDLと世界システム
  1.はじめに
  2.世界システムにおける階層的位置-マレーシアは半周辺なのか周辺なのか
  3.「グローバルな商品連鎖」と世界システムの階層化
  4.まとめ
補章.グローバル化と労使関係
  1.課題
  2.グローバル化の意味とその評価
  3.世界システムとグローバル化
  4.世界システムにおける競争-収斂をもたらすもの
  5.どこに収斂するのか-フレクシビリティを体現する関係
  6.収斂に向かう方向-「国民社会」における「固有性」
  7.結びにかえて