岡 敏弘/著 -- 岩波書店 -- 2006.4 -- 519

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 519/2006/ 00009007451 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 環境経済学 ,
書名ヨミ カンキョウ ケイザイガク
叢書名 岩波テキストブックスS
著者 岡 敏弘 /著  
著者名ヨミ オカ,トシヒロ
出版者 岩波書店
出版年 2006.4
ページ数, 大きさ 9,316p, 22cm
NDC10版 519
NDC8版 519
一般件名 環境経済学
著者紹介 1959年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士。福井県立大学大学院経済・経営学研究科教授。著書に「厚生経済学と環境政策」など。
内容紹介 既存の経済学はどのように環境問題を捉えているのか。公害・地球温暖化・有害化学物質・自然生態系破壊といった、現にある環境問題を前提に、それに対処すべき道具=経済学は何かを提示するテキスト。
内容注記 文献:p297〜308

目次

第1章 新古典派経済学は環境問題をどう見たか
  1.1 新古典派とは何か
  1.2 需要と供給の均衡
  1.3 均衡の効率性
  1.4 外部負経済と均衡の非効率性
  1.5 ピグーの議論
  1.6 環境税または汚染課徴金
  1.7 規制の効率性分析
  1.8 新古典派環境経済学のまとめ
第2章 マルクス経済学は環境問題をどう見たか
  2.1 はじめに
  2.2 マルクス経済学の枠組
  2.3 マルクス経済学と公害
  2.4 マルクス派環境経済学のまとめ
第3章 エントロピー経済学は環境問題をどう見たか
  3.1 新古典派経済学・マルクス経済学への不満
  3.2 エントロピーとは何か
  3.3 ジョージェスク‐レーゲンの経済過程論
  3.4 資源物理学
  3.5 資源物理学を取り入れた経済学
  3.6 エントロピー経済学の限界
  3.7 エントロピー経済学の意義
第4章 その他の重要な環境経済学
  4.1 はじめに
  4.2 制度派経済学
  4.3 新制度派経済学
  4.4 倫理的厚生経済学
  4.5 諸学派の関係
第5章 古典的な大気汚染と水質汚濁
  5.1 はじめに
  5.2 産業公害と環境政策の形成
  5.3 マルクス経済学と産業公害
  5.4 排水課徴金
  5.5 譲渡可能な排出権
  5.6 まとめ
第6章 化学物質の健康リスクと費用便益分析
  6.1 はじめに
  6.2 健康の貨幣価値
  6.3 リスク評価
  6.4 リスク削減とリスク削減費用
  6.5 費用便益分析
  6.6 費用効果分析
  6.7 リスク管理はいかにあるべきか
第7草 生物多様性の保護と環境評価
  7.1 生物多様性問題
  7.2 新古典派経済学の手法
  7.3 生態系リスク評価
  7.4 生態系リスク削減の費用効果分析
  7.5 まとめ
第8章 地球温暖化と政策手段
  8.1 地球温暖化問題
  8.2 地球温暖化をめぐる効率と衡平
  8.3 国内政策手段の選択
  8.4 炭素排出総量規制の可能性
第9章 環境問題と経済成長
  9.1 重要な環境問題は何か
  9.2 環境マクロ経済学
  9.3 規制と計画の重要性