松薗 斉/著 -- 法政大学出版局 -- 2006.5 -- 210.36

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.3/2006/ 00009022674 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 王朝日記論 ,
書名ヨミ オウチョウ ニッキロン
叢書名 叢書・歴史学研究
著者 松薗 斉 /著  
著者名ヨミ マツゾノ,ヒトシ
出版者 法政大学出版局
出版年 2006.5
ページ数, 大きさ 7,209,13p, 22cm
NDC10版 210.36
NDC8版 210.36
一般件名 日本-歴史-平安時代 , 日記-歴史
著者紹介 1958年東京生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知学院大学文学部歴史学科教授。博士(文学)。著書に「日記の家」など。
内容紹介 平安時代、天皇・貴族らが営々と「世事」を綴った日記は、政務や儀式を執り行う上で必要な「公事情報」を蓄積し、説話文学にも多様な素材を提供した。「情報史」の視点から、その発生より衰退までの過程、機能と意義を考察。

目次

プロローグ 燃える日記
第一章 王朝日記の“発生”
  はじめに-研究史の整理と問題点
  一 光孝・宇田朝における儀式の復興・整備
  二 国史の断絶
  三 上卿制の発展と貴族社会
  おわりに
第二章 王朝日記の展開
  はじめに
  一 王朝日記の変質
  二 王朝都市京都と王朝日記
  三 王権と情報
  おわりに
第三章 文車考
  はじめに
  一 文車の利用と構造
  二 文車と貴族社会
  三 文車の衰退
  おわりに
第四章 小野宮家記事件をめぐって
  はじめに
  一 事件の発生と経過
  二 事件の背景
  おわりに
第五章 藤原定家と王朝日記
  はじめに
  一 公事への執心
  二 定家と王朝日記
  おわりに
第六章 説話作家と王朝日記
  はじめに
  一 説話集にみえる王朝日記
  二 「日記の家」と説話集作家
  おわりに
第七章 出家と日記の終わり
  はじめに
  一 王朝日記の終わり
  二 日記の擱筆の史料
  三 王朝貴族と出家
  おわりに
終章 王朝日記の黄昏
  はじめに
  一 公事情報の形骸化・劣化(有職故実化)
  二 「日記の家」の衰退
  三 家記炎上
  おわりに