Paula Y.Bruice/著 -- 化学同人 -- 2006.9 -- 437

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一般 一般資料室 437/2006/ 00009088287 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ブルース有機化学概説 ,
書名ヨミ ブルース ユウキ カガク ガイセツ
著者 Paula Y.Bruice /著, 富岡 清 /訳者代表  
著者名ヨミ ブルース,P.Y. , トミオカ,キヨシ
出版者 化学同人
出版年 2006.9
ページ数, 大きさ 1冊, 26cm
NDC10版 437
NDC8版 437
一般件名 有機化学
注記 原タイトル:Essential organic chemistry
著者紹介 マサチューセッツ、ドイツ、スイスで育つ。化学のPh.D.であり、University of California,Santa Barbaraの教員。研究領域は有機反応の機構と触媒。
内容紹介 これから有機化学の学習を始めようとする学生を対象とした入門書。有機化学の基本的な原理を、美しい図を交えながらわかりやすく解説。練習問題やコラム、用語解説なども収録する。

目次

1章 電子構造と共有結合
  1.1 原子の構造
  1.2 原子のなかの電子の分布
  1.3 イオン結合と共有結合
  1.4 構造の表示
  1.5 原子軌道
  1.6 共有結合の形成
  1.7 メタンとエタンの結合:単結合
  1.8 エテンの結合:二重結合
  1.9 エチンの結合:三重結合
2章 酸と塩基
  2.1 酸‐塩基反応
  2.2 有機酸と有機塩基;pKaとpH
  2.3 pKaに及ぼす構造の効果
  2.4 有機化合物の構造に及ぼすpHの効果
  2.5 緩衝液
  2.6 Lewis酸とLewis塩基
3章 有機化合物の基礎-命名法,物理的性質,および構造の表示法
  3.1 アルキル置換基の命名法
  3.2 アルカンの命名法
  3.3 シクロアルカンの命名法
  3.4 ハロゲン化アルキルの命名法
  3.5 ハロゲン化アルキル,アルコール,およびアミンの分類
  3.6 ハロゲン化アルキル,アルコール,エーテル,およびアミンの構造
  3.7 アルカン,ハロゲン化アルキル,アルコール,エーテル,およびアミンの物理的性質
  3.8 アルカンの立体配座:炭素-炭素結合まわりの回転
  3.9 シクロアルカン:環ひずみ
4章 アルケン-構造,命名法,安定性および反応性の基礎
  4.1 分子式
  4.2 アルケンの命名法
  4.3 アルケンの構造
  4.4 シス‐トランス異性
  4.5 E,Z表記による命名法
  4.6 アルケンの安定性の比較
  4.7 アルケンはどのように反応するか・曲がった矢印
  4.8 反応座標図を使った反応の描写
5章 アルケンおよびアルキンの反応-多段階合成の基礎
  5.1 ハロゲン化水素のアルケンへの付加
  5.2 カルボカチオンの安定性
  5.3 求電子付加反応における位置選択性
  5.4 水のアルケンへの付加
  5.5 アルコールのアルケンへの付加
  5.6 アルキンとは
  5.7 アルキンの命名法
  5.8 アルキンの構造
  5.9 不飽和炭化水素の物理的性質
6章 非局在化電子が化合物の安定性,反応性,およびpKaに及ぼす効果-紫外・可視分光法
  6.1 非局在化電子:ベンゼンの構造
  6.2 ベンゼンの結合
  6.3 共鳴寄与体と共鳴混成体
  6.4 共鳴寄与体の書き方
  6.5 共鳴寄与体の安定性の予測
  6.6 共鳴安定化
  6.7 非局在化電子が化合物の安定性に及ぼす効果
  6.8 非局在化電子が反応生成物の性質に及ぼす効果
  6.9 非局在化電子がpKaに及ぼす効果
7章 芳香族性・ベンゼンと置換ベンゼンの反応
  7.1 芳香族性の定義
  7.2 芳香族炭化水素
  7.3 芳香族ヘテロ環化合物
  7.4 一置換ベンゼンの命名法
  7.5 ベンゼンの反応
  7.6 芳香族求電子置換反応の一般的な機構
  7.7 ベンゼンのハロゲン化
  7.8 ベンゼンのニトロ化
  7.9 ベンゼンのスルホン化
8章 異性体と立体化学
  8.1 シス‐トランス異性体
  8.2 キラリティー
  8.3 不斉中心
  8.4 一つの不斉炭素原子をもっている異性体
  8.5 エナンチオマーの表記
  8.6 エナンチオマーの命名:R,S表記による命名
  8.7 光学活性
  8.8 比旋光度
  8.9 複数の不斉炭素原子をもつ異性体
9章 アルカンの反応・ラジカル
  9.1 アルカンの低い反応性
  9.2 アルカンの塩素化と臭素化
  9.3 生成物の生成比を決定する因子
  9.4 反応性‐選択性の原理
  9.5 ラジカル置換反応の立体化学
  9.6 生体系におけるラジカル反応
  9.7 ラジカルと成層圏オゾン
10章 ハロゲン化アルキルの置換反応と脱離反応
  10.1 ハロゲン化アルキルはどのように反応するのか
  10.2 SN2反応の機構
  10.3 SN2反応に影響を与える要因
  10.4 SN1反応の反応機構
  10.5 SN1反応に影響を与える要因
  10.6 SN2反応とSN1反応との比較
  10.7 ハロゲン化アルキルの脱離反応
  10.8 脱離反応の生成物
  10.9 SN2/E2反応とSNl/E1反応との競合
11章 アルコール,アミン,エーテル,およびエポキシドの反応
  11.1 アルコールの命名法
  11.2 アルコールの置換反応
  11.3 アルコールの脱離反応:脱水反応
  11.4 アルコールの酸化
  11.5 アミンは置換反応も脱離反応も起こさない
  11.6 エーテルの命名法
  11.7 エーテルの置換反応
  11.8 エポキシドの反応
  11.9 アレーンオキシド
12章 カルボニル化合物Ⅰ-求核アシル置換反応
  12.1 命名法
  12.2 カルボン酸とカルボン酸誘導体の構造
  12.3 カルボニル化合物の物理的性質
  12.4 天然に存在するカルボン酸とカルボン酸誘導体
  12.5 分類Ⅰのカルボニル化合物はどのように反応するか
  12.6 カルボン酸とカルボン酸誘導体の反応性の比較
  12.7 塩化アシルの反応
  12.8 エステルの反応
  12.9 酸触媒によるエステルの加水分解
13章 カルボニル化合物Ⅱ-アルデヒドおよびケトンの反応・カルボン酸誘導体のさらなる反応
  13.1 命名法
  13.2 カルボニル化合物の反応性の比較
  13.3 アルデヒドとケトンはどのように反応するか
  13.4 Grignard反応剤とカルボニル化合物との反応
  13.5 カルボニル化合物とヒドリドイオンとの反応
  13.6 アルデヒドおよびケトンとアミンとの反応
  13.7 アルデヒドおよびケトンと酸素求核剤との反応
  13.8 α,β‐不飽和アルデヒドおよびケトンへの求核付加反応
  13.9 α,β‐不飽和カルボニル化合物への酵素触媒による付加反応
14章 カルボニル化合物Ⅲ-α炭素上での反応
  14.1 α水素の酸性度
  14.2 ケト‐エノール互変異性体
  14.3 エノール化
  14.4 エノラートイオンのアルキル化
  14.5 アルドール付加
  14.6 アルドール付加生成物の脱水
  14.7 Claisen縮合
  14.8 3‐オキソカルボン酸の脱炭酸
  14.9 マロン酸エステル合成:カルボン酸の合成
15章 有機化合物の構造決定
  15.1 分光法と電磁波スペクトル
  15.2 赤外分光法
  15.3 特徴的な赤外吸収帯
  15.4 吸収帯の強度と形
  15.5 C-H吸収帯
  15.6 吸収帯の欠如
  15.7 赤外スペクトルの同定
  15.8 NMR分光法
  15.9 しゃへい
16章 炭水化物
  16.1 炭水化物の分類
  16.2 D,L表記法
  16.3 アルドースの立体配置
  16.4 ケトースの立体配置
  16.5 単糖の酸化-還元反応
  16.6 炭素鎖の伸長:Kiliani‐Fischer合成
  16.7 グルコースの立体化学:Fischerの証明
  16.8 単糖の環状構造:ヘミアセタールの生成
  16.9 グルコースの安定性
17章 アミノ酸,ペプチド,およびタンパク質
  17.1 アミノ酸の分類と命名法
  17.2 アミノ酸の立体配置
  17.3 アミノ酸の酸-塩基としての性質
  17.4 等電点
  17.5 アミノ酸の分離
  17.6 ペプチド結合とジスルフィド結合
  17.7 タンパク質の構造
  17.8 ペプチドおよびタンパク質の一次構造の決定
  17.9 タンパク質の二次構造
18章 酵素,補酵素,およびビタミン
  18.1 酵素触媒反応
  18.2 グルコース‐6‐リン酸異性化酵素の反応機構
  18.3 アルドラーゼの反応機構
  18.4 補酵素とビタミン
  18.5 ナイアシン:多くの酸化-還元反応に必要なビタミン
  18.6 ビタミンB2
  18.7 ビタミンB1
  18.8 ビタミンH
  18.9 ビタミンB6
19章 代謝の化学
  19.1 消化
  19.2 ATP
  19.3 脂肪の異化
  19.4 炭水化物の異化
  19.5 ピルビン酸の運命
  19.6 タンパク質の異化
  19.7 クエン酸回路
  19.8 酸化的リン酸化
  19.9 同化
20章 脂質
  20.1 脂肪酸
  20.2 ろう
  20.3 油脂
  20.4 セッケン,洗剤,およびミセル
  20.5 リン脂質
  20.6 テルペン
  20.7 ビタミンAとD
  20.8 ステロイド
  20.9 合成ステロイド
21章 ヌクレオシド,ヌクレオチド,および核酸
  21.1 ヌクレオシドとヌクレオチド
  21.2 核酸
  21.3 DNAは安定であり,RNAは容易に切断される
  21.4 DNAの生合成:複製
  21.5 DNAと遺伝
  21.6 RNAの生合成:転写
  21.7 RNA
  21.8 タンパク質の生合成:翻訳
  21.9 DNAはなぜウラシルの代わりにチミンをもつのか
22章 医薬品の有機化学-発見とデザイン
  22.1 医薬品の命名
  22.2 リード化合物
  22.3 分子修飾
  22.4 ランダムスクリーニング
  22.5 医薬品の開発におけるセレンディピティー
  22.6 受容体
  22.7 薬剤耐性
  22.8 分子モデリング
  22.9 抗ウイルス薬