松井 孝典/著 -- 筑摩書房 -- 2007.2 -- 440

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 440/2007/ 00012021358 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル われわれはどこへ行くのか? ,
書名ヨミ ワレワレ ワ ドコ エ イク ノカ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 松井 孝典 /著  
著者名ヨミ マツイ,タカフミ
出版者 筑摩書房
出版年 2007.2
ページ数, 大きさ 142p, 18cm
NDC10版 440
NDC8版 440
一般件名 宇宙 , 地球
ISBN 978-4-480-68754-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1946年静岡県生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。86年『ネイチャー』に発表した「水惑星の理論」に関する論文で世界的に知られる。著書に「松井教授の東大駒場講義録」等。
児童内容紹介 ミトコンドリアDNAの跡をたどっていくと、現生人類はすべて、アフリカにいたひとりの女性につながっていることになる。では、われわれとは何か?文明とは?環境とは?生命とは?宇宙の始まりから人類の運命まで、地球学的人間論がスッキリわかる一冊。
内容紹介 文明とは? 環境とは? 生命とは? 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か?」を問わなければならない。宇宙の始まりから人類の運命までスッキリわかる、壮大なスケールの地球学的人間論。

目次

第一章 われわれはどこから来たのか
  われわれとは何か
  生物学的な意味でのわれわれ
  われわれは「地球システム」の中に「人間圏」をつくって生きている
  「地球学的人間論」でなければ文明も環境も語れない
  「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か」を問わなければならない
  部分ではなく、全体を見なければ意味がない
  地球を外から見る
  地球システムという発想
  地球システムの「構成要素」
第二章 われわれはどこへ行くのか
  人間圏と生物圏の違い
  農耕牧畜をはじめたときに「人間圏」はできた
  文明とは、「人間圏」をつくって生きる生き方
  人間圏もまたシステムである
  江戸時代のフロー依存型人間圏
  明治以降のストック依存型人間圏
  現在の人間圏では地球の時間が一〇万倍の速さで進む
  時間をゆっくりさせるには
  地球も自分の体も、地球のものであるということ
第三章 地球生命とアストロバイオロジー
  「生命とは何か」は答えられない
  地球上の生命とは何か
  アストロバイオロジー
  火星-過去に地球と似た地表環境の惑星
  火星移住計画は実現可能か
  エウロパ-氷の下に海が広がる衛星
  タイタン-メタンの雲が湧き、メタンの雨が降る衛星
  生物学が普遍的なものになるには
  われわれの宇宙は特殊である
第四章 地球環境の歴史
  太陽は年々明るくなっている
  「暗い太陽のパラドックス」が生まれる理由
  地球システムは太陽光度の変化に応答する
  文明は石灰岩と大理石を使う
  大気中のCO2量を調節して気温を一定に保つ
  今の環境問題は、地球システムの理解なくして考察できない
  地球のことを知らない人が語る地球環境問題
  汚染が悪なら地球の歴史は悪の歴史である
第五章 われわれの宇宙はどうやって生まれたか
  太陽系はどうやって生まれたか
  地球が地球になるまで
  地球生命はいつから存在したか
  分化-歴史の本質
  生命はどのように誕生したか
  銀河系はどうやって生まれたのか
  宇宙はどうやって生まれたか
  宇宙の元素組成はどのようにつくられたか
  ビッグバン以前は何か?
あとがきにかえて-「わかる」とはどういうことか
  考えても意味のないこと
  「わかる」と「納得する」の違い