松石 勝彦/著 -- 青木書店 -- 2007.8 -- 331.81

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 331.8/2007/ 00012075263 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 『資本論』と産業革命 ,
書名ヨミ シホンロン ト サンギョウ カクメイ
著者 松石 勝彦 /著  
著者名ヨミ マツイシ,カツヒコ
出版者 青木書店
出版年 2007.8
ページ数, 大きさ 11,386p, 22cm
NDC10版 331.81
NDC8版 331.81
一般件名 生産 , 資本論 , 産業革命
ISBN 978-4-250-20714-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 機械の創造は資本-賃金労働の諸関係をどう変容させたのか。マルクスが描いた産業革命像を実証的に検討し、相対的剰余価値の生産の諸問題を解明する。
内容注記 文献:p364〜386

目次

第1章 生産様式の変革とコンピュータ制御生産様式
  Ⅰ 機械制生産様式からコンピュータ制御生産様式への発展
  Ⅱ 生産様式の変革
  Ⅲ 生産様式と労働様式
  Ⅳ スターリンの生産様式=生産力と生産関係の統一説とその問題点
  Ⅴ 科学技術革命とスターリン統一説との矛盾
第2章 生産様式の変革と生産諸関係の変革
  Ⅰ 生産様式と生産関係とは異なる範疇である
  Ⅱ 生産様式の変革と生産諸関係の変革
  Ⅲ 協業の生産様式に対応する生産諸関係の変革
  Ⅳ 分業の生産様式と生産諸関係の変革
  Ⅴ 機械制生産様式に対応する生産諸関係の変革
第3章 生産様式の変革と資本のもとへの労働の実質的包摂
  Ⅰ 資本のもとへの労働の形式的包摂と実質的包摂
  Ⅱ 協業の生産様式と資本のもとへの労働の実質的包摂
  Ⅲ 分業の生産様式への変革と資本のもとへの労働の実質的包摂
  Ⅳ 機械制生産様式と資本のもとへの労働の実質的包摂
  Ⅴ ファーガスン,スミス,シスモンディ,ブランキの実質的包摂論
  Ⅵ ユアの実質的包摂否定論
第4章 協業の生産様式
  Ⅰ 『資本論』第1部第11章「協業」の冒頭文言
  Ⅱ 冒頭文言の「資本主義的生産の出発点」と中世ギルド手工業
  Ⅲ 冒頭文言の「資本主義的生産の出発点」と協業との内的関連
  Ⅳ 冒頭文言の「資本主義的生産の出発点」における資本主義的生産様式と形式的包摂と手工業的生産様式
  Ⅴ 協業の生産様式
  Ⅵ 単純協業の歴史的実在性
第5章 分業・マニュファクチュアの生産様式
  Ⅰ 「分業にもとづく協業」とは何か
  Ⅱ 協業と分業(1)-マニュファクチュアの第一の起源(異種的マニュファクチュア)-
  Ⅲ 協業と分業(2)-マニュファクチュアの第二の起源(有機的マニュファクチュア)-
  Ⅳ 分業は「分業にもとづく協業」である
  Ⅴ 独自な資本主義的生産様式としてのマニュファクチュア的分業
  Ⅵ 幕末マニュファクチュア論争の再検討
  Ⅶ マニュファクチュアと本源的蓄積
第6章 産業革命と機械制生産様式(1)-紡績機械の創造と自動工場と機械労働-
  Ⅰ 紡績機械の創造と綿工業の発展
  Ⅱ 道具と機械との区別
  Ⅲ 発達した機械装置の本質的な三部分と巨大な伝動機構
  Ⅳ 綿紡績工場の成立と発展
  Ⅴ 工場制度と過酷な子供労働
  Ⅵ 力織機と手織工の没落
  Ⅶ 大きな自動装置,自動機械体系,自動工場
  Ⅷ 自動機械体系・自動工場と労働
第7章 産業革命と機械制生産様式(2)-蒸気機関の技術革新と工業での使用(第二の大産業革命)-
  Ⅰ 蒸気機関による第二の大産業革命
  Ⅱ 労働機械の規模の拡大と自然諸力の利用の限界
  Ⅲ ワットによる蒸気機関の革命(分離凝結器の発明)
  Ⅳ ボウルトンとワットの揚水蒸気機関ビジネス(1775~81年)
  Ⅴ 複働回転蒸気機関の大工業での使用(1782~95年)
  Ⅵ 蒸気機関の工場生産の開始と展開(1795年以降)
第8章 産業革命と機械制生産様式(3)-工作機械の創造と「機械による機械の製造」-
  Ⅰ 「手による機械の製造」から「機械による機械の製造」への転化と機械制生産様式の自立
  Ⅱ 繊維機械製造工業の成立と発展
  Ⅲ 工作機械製造業の成立と発展
第9章 機械制生産様式と熟練の解体・残存
  Ⅰ 機械による熟練の解体と残存
  Ⅱ マニュファクチュア的熟練の機械による解体と機械への移行
  Ⅲ 化学工業やある種の機械工業やその他の工業における熟練の存続
  Ⅳ 鉄鋼業における熟練の存続
  Ⅴ スライド・レストによる熟練の解体と新しい熟練の形成・存続