木下 樹親/著 -- 九州大学出版会 -- 2008.1 -- 950.278

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 950.278/セリ/ 00012103255 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル セリーヌの道化的空間 ,
書名ヨミ セリーヌ ノ ドウケテキ クウカン
著者 木下 樹親 /著  
著者名ヨミ キノシタ,モトチカ
出版者 九州大学出版会
出版年 2008.1
ページ数, 大きさ 231,7p, 22cm
NDC10版 950.278
NDC8版 950.28
ISBN 978-4-87378-958-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 セリーヌの主要作品11点を編年体的に辿りながら、彼の創作的想像力の変遷について、とりわけ道化的な笑いの観点から考察。今なおタブー視されている激烈な反ユダヤ主義文書も射程に入れた本格的論考。
内容注記 文献:p217〜227

目次

第一章 道化物語としての『夜の果てへの旅』
  一 『夜の果てへの旅』における道化的な笑い
  二 矛盾の敷居-第一セカンス
  三 道化物語としての『旅』
第二章 <フェルディナン作品群>におけるグロテスク
  一 『なしくずしの死』における<進歩>と懐古趣味
  二 『戦争』における<グロテスク>
  三 『ギニョルズ・バンドⅡ』におけるファンタスム
第三章 三つの<バガテル>
  一 三つの<バガテル>
  二 『戯言』の文学論
  三 臨床医と香具師の想像力
  四 苦境からポエジーへ
第四章 セリーヌの<夢現劇>
  一 壁に閉ざされたシャンソン
  二 <めまい>の夢現劇
第五章 <ドイツ三部作>における道化的空間
  一 <ドイツ三部作>序論
  二 廃墟の道化師たち
結論