アルボムッレ・スマナサーラ/著 -- 筑摩書房 -- 2008.2 -- 184

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 184/2008/ 00012109062 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ブッダの幸福論 ,
書名ヨミ ブッダ ノ コウフクロン
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 アルボムッレ・スマナサーラ /著  
著者名ヨミ スマナサーラ,アルボムッレ
出版者 筑摩書房
出版年 2008.2
ページ数, 大きさ 159p, 18cm
NDC10版 184
NDC8版 184
一般件名 仏教-法話
ISBN 978-4-480-68777-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1945年スリランカ生まれ。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。著書に「ブッダ」「心は病気」「般若心経は間違い?」など。
児童内容紹介 生きることは完全に無価値で、無意味であるといっても、この上ない尊い目的を作ることができます。その目的を設定した時点から、生きることに意味が発生するのです。生きる方法や、生きるときに私たちが必ず引き起こす問題、その問題にどのように対応すべきかなどについてお話します。
内容紹介 私たちの生き方は正しいのだろうか? ブッダが唱えた「生き方」九項目を通して、すべての人間に達することが可能な、能力を活かしつつ、幸せに生きる方法を提案する。

目次

序章 ブッダの生きた幸福の境地
  ブッダと資産家の対話/雨が降るなら降ればよい/ブッダが説く「物に依存しない」生き方/世のなかの幸福論はいいかげん/みんな「世界一」を目指すべきか?/幸福の必須条件とは
第1章 「生き方」はどうすればわかる?
  生きる方法を知らない/「生きている」証しは充実感/一日の大半は「やりたくない」こと/「楽しくやろう」が本能/暗くなることが「大人になる」ことか?/大人になる途中で落とす宝物/苦しむ人からは能力が逃げる/友達づくりもひと苦労/「楽しく生きる」は生命の基本/生きる必須行為が三つ/生命に普遍的な行為/どうせ学ぶなら楽しく/「勉強がつまらない」は法則違反/「生命との関係」が生きていること/関係を持たないという関係/狭い見方では頭が悪くなる/「殺してしまえ」はナンセンス/自然のおかげでなんとか生きてる/生きることの神聖さ/無駄遣いもイライラも関係への無知から/「生きる意味」に悩んではいけない/好き嫌いは成り立たない/人生には選択肢が確保されている/「好き・嫌い」より「できる・できない」が肝心/あなたの能力を社会が買ってくれるか?/満点でできる仕事が人生に喜びをくれる/楽な仕事ではなくて「楽しみな仕事」/生きる意味を探すとみじめ/知識で役に立つ「関係」を築く/「金になる」思考で不幸になる/仕事の評価は「生命への貢献」度ではかる/「趣味は仕事」ならば幸せもの/充実感をもってしっかり生きよう/しっかり生きることに苦労は無用/関係のなかで人が助かる/生きる能力を磨くことが勉強/自分のできることをする人が立派な人/生きることは神聖なネットワーク
第2章 正しい生き方をやってみる
  正しい生き方って何だろう?/戒律とは「生き方」のこと/不殺生-「生命を殺さない」命を守る人こそが守られる/不偸盗-「盗まない」とは「一人分」で生きること/不邪淫-性欲を満たそうとしてはいけない/不妄語-ウソをやめることは智慧を育てること/不飲酒-酒もドラッグも大切な「智慧」の土台を壊す/人の役に立つ生き方四か条(四摂事)/布施-人に何かしてあげるのは楽しい/愛語-やさしい言葉を話す/利他-よきアドバイザーになろう/平等-差別しない人こそが尊敬される/九項目の生き方を守って自由に生きる
第3章 慈しみの心を育てる
  犬や猫とのギブアンドテイク/人間同士のギブアンドテイク/見返りを期待しない関係/自己チューだらけの世界で大きく生きる/愛という言葉は怪しい/愛ではなく「慈しみ」が必要/慈しみとは「友情」のこと/友情の人は攻撃されない/慈(メッター)-慈しみを育てる方法/悲(カルナー)-相手を心配する気持ち/喜(ムディター)-他人の成功を喜べますか?/捨(ウペッカー)-一切の生命は平等と見る
第4章 人生に意味はあるのか?
  目の前の「意味」を知る/なぜ、いま、これをしているの?/瞬間瞬間に問えば答えが見つかる/生きることはとことんシンプル/いま、したことを説明できれば十分/「神のみぞ知る」ことは相手にしない/無駄を省く、これ有意義な生き方/死を引き延ばすことが生きること/一生ハードルが待ち受けている/智慧を使って生き残るか/死ぬ瞬間までハードル/死に打ち勝つチャレンジ
あとがき