小島 和男/著 -- 晃洋書房 -- 2008.3 -- 131.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 131.3/2008/ 00012146056 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル プラトンの描いたソクラテス ,
書名ヨミ プラトン ノ エガイタ ソクラテス
副書名 はたしてプラトンはソクラテスの徒であったか
著者 小島 和男 /著  
著者名ヨミ コジマ,カズオ
出版者 晃洋書房
出版年 2008.3
ページ数, 大きさ 6,192,6p, 22cm
NDC10版 131.3
NDC8版 131.3
ISBN 978-4-7710-1920-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 「エウテュプロン」で対話をアポリアに終わらせるソクラテス、「パイドン」で魂不死の証明を語るソクラテス…。所謂歴史的ソクラテスをプラトンの登場人物ソクラテスとして重ねあわせ、それがどのような人物なのかを考察する。
内容注記 文献:p181〜190

目次

第一章 『エウテュプロン』
  一-一 ソクラテスとエウテュプロンの共通点
  一-二 対話篇の流れと「余剰」
  一-三 「余剰」の挿入理由を探る
  一-四 メレトスに対するソクラテスの論駁の方法
  一-五 プラトンの主張としての連続性
第二章 『ソクラテスの弁明』
  二-一 ソクラテスにとっての「裁判」の意味
  二-二 神託と「無知の自覚」
  二-三 神々に関するソクラテスとアテナイ人たちの概念の相違
  二-四 ソクラテスにおける神の啓示の受容形式
  二-五 最後までの流れ
  二-六 ソクラテスの知の表明の問題
  二-七 ヴラストスのソクラテス
  二-八 ヴラストスに続く論者たち、知の二区分
  二-九 分析命題的な必然性を持つ命題、もしくは推論知
第三章 『クリトン』
  三-一 主題はよく生きるにはどうしたらよいかということ
  三-二 マイナーな文脈的定義を受け入れることへの確認
  三-三 論理的に考える
  三-四 人間並みの正義
  三-五 ノモイとポリス
  三-六 脱獄をしないわけ
  三-七 よく生きることと死ぬこと
  三-八 神について
  三-九 思考実験、要請
第四章 『パイドン』
  四-一 夢のお告げ
  四-二 エウエノス
  四-三 自殺禁止論
  四-四 知を求める者が死を望む理由
  四-五 魂不死の証明の意義について
  四-六 自分のために必要な言葉嫌いの戒め
  四-七 最終証明に「大きな希望」を持っていたソクラテス
  四-八 魅惑の歌としてのミュートス
  四-九 「証明」という語
附論 一九六四年の「アレーテイア」
  はじめに
  1 三つの「アレーテイア」
  2 三つの対決
  3 「太陽の比喩」における善のイデア
  4 ハイデッガーの意図
  おわりに