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1 件中、 1 件目
観衆の成立
貸出可
五十殿 利治/著 -- 東京大学出版会 -- 2008.5 -- 702.16
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
702.1/2008/
00012130779
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
観衆の成立 ,
書名ヨミ
カンシュウ ノ セイリツ
副書名
美術展・美術雑誌・美術史
著者
五十殿 利治
/著
著者名ヨミ
オムカ,トシハル
出版者
東京大学出版会
出版年
2008.5
ページ数, 大きさ
9,318,10p, 22cm
NDC10版
702.16
NDC8版
702.16
一般件名
日本美術-歴史-近代
,
美術展覧会-歴史
ISBN
978-4-13-080209-3
著者紹介
1951年生まれ。早稲田大学大学院後期課程中退。筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。「大正期新興美術運動の研究」で毎日出版文化賞奨励賞を受賞。
内容紹介
美術作品を制作する側ではなく、受容=鑑賞する側に焦点を当てて美術史的な考察を加えた論考を収録。画学生やアマチュア画家による投書行動を検討し、大正期〜昭和初期までの美術大衆化の状況やこれに対応する出版等を論じる。
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目次
序章 観衆の研究
<1>観衆、観客、観者
<2>美術大衆
<3>投書とコマ絵投書
<4>読者のネットワーク化
<5>作品評価と美術図書
<6>美術批評の位置
第Ⅰ部 展覧会制度と観衆
第1章 文部省美術展覧会の開設と観衆
<1>文展開設以前
<2>東京勧業博覧会(一九〇七年三月二〇日-七月三一日)
<3>東京勧業博覧会と観衆
<4>発言する観衆
<5>「審査」と観衆
<6>文展の成功
<7>文展の展示空間
<8>批評の批評
<9>文展の定着と大衆化
第2章 美術の一般化と観衆の出現
<1>岩村透と「公衆」
<2>「絵画の約束」論争
<3>観衆の前景化
第3章 明治大正名作美術展覧会をめぐって
<1>はじめに
<2>明治大正名作展
<3>近代美術館
<4>近代美術史
第Ⅱ部 発言する読者
第4章 コマ絵投書と新興美術運動
<1>アマチュアとマージナルな場
<2>コマ絵投書の選者と形式
<3>コマ絵から絵画
<4>『文章世界』の投稿画家
第5章 投稿画と同人誌
<1>「投稿画」から「銀皿」へ
<2>「未来芸術」の周辺
<3>孤立と協働
<4>「浅草」を通過して
第6章 明治末における美意識と「美術」の制度
<1>はじめに
<2>『万朝報』における美意識に関する懸賞募集
<3>美意識の分類
<4>『万朝報』紙上の「美術」
<5>おわりに
第Ⅲ部 美術雑誌と読者ネットワーク
第7章 美術雑誌読者ネットワークのなかの柳瀬正夢
<1>同好者=読者のネットワーク
<2>浅枝次朗
<3>菊池隆義と『中央美術』誌
第8章 大正期美術雑誌の投書欄について
<1>はじめに
<2>投書欄の設置
<3>投書の傾向
<4>投書欄の読者
第9章 「研究所だより」から
<1>「画家」になる
<2>「研究所だより」の世界
<3>新年会と仮装
<4>投書欄とネットワーク
第Ⅳ部 「大衆芸術」時代の観衆
第10章 新興美術運動と大衆芸術
<1>朝から夜中まで、夜中から朝まで
<2>「大衆」の出現
<3>民衆芸術論の余波
<4>「マヴォ」から漫画へ
<5>美術ジャーナリズムと「大衆」論
<6>芸術大衆化論と美術
<7>観衆の実像
<8>美術の制度と挿絵
<9>大衆芸術の「現実」
第11章 村山知義の「天国地獄」
<1>国際的ネットワークと自己規定
<2>前衛と大衆
<3>村山知義と大衆=演劇
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