村山 祐一/著 -- 新読書社 -- 2008.9 -- 369.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 369.4/2008/ 00012998597 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「子育て支援後進国」からの脱却 ,
書名ヨミ コソダテ シエン コウシンコク カラ ノ ダッキャク
副書名 子育て環境格差と幼保一元化・子育て支援のゆくえ
著者 村山 祐一 /著  
著者名ヨミ ムラヤマ,ユウイチ
出版者 新読書社
出版年 2008.9
ページ数, 大きさ 338p, 21cm
NDC10版 369.4
NDC8版 369.4
一般件名 子育て支援 , 保育所
ISBN 978-4-7880-1107-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1942年生まれ。法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。帝京大学文学部教授、日本保育学会常任理事、保育研究所所長、福祉法人加須福祉会理事長。
内容紹介 子育て環境格差のなかで誕生した認定こども園。問題を抱えるこの制度の特徴と、それをどう乗り越えるかについて論じる。政府の子育て支援政策の経緯を紹介し、政府の提起する育児保険構想の危険な内容に批判的検討を行う。
内容注記 保育政策・制度問題関連年表:p313〜335

目次

序章
  1.子育て支援が叫ばれているが
  2.横断的・重層的なコミュニケーションの大切さ
  3.保育・子育ての基本は
  4.抑制され続けている保育所施策
  5.規制緩和政策は子育て支援偽装?
  6.認定こども園制度・教育再生会議など危険な動向
  7.育児保険(仮称)制度など企業参入のねらいは…。ほんとうの子育て支援とは
  8.子育て環境格差と地域づくり
  9.現行保育制度を無視したおかしな「改革」論
第1章 子育て環境格差と認定こども園
  1.子育て環境格差の広がりのなかで
  2.認定こども園制度誕生の背景
  3.認定こども園制度の特徴と危険な内容
第2章 すべての乳幼児の保育保障と児童福祉行政の一元化
  はじめに
  1.幼保一元化と幼保一体化について
  2.短時間児と長時間児の保育について
  3.総合施設(認定こども園)の「教育・保育」は保育概念の二元化?
  4.子どもの視点から、施設基準の一元化と抜本的改善
  5.保育所の福祉機能の重要性と直接入所問題
  6.多様な保育ニーズと一元化論
  7.すべての乳幼児の子育て・保育保障と児童福祉行政の一元化
  8.保育所・幼稚園の連携・共用化の取り組みでの課題について
第3章 育児の社会化と子育て支援の課題について
  1.政府の少子化対策の経緯から
  2.子育てを支える五つの領域
  3.五つの領域の主要な課題について
  4.育児と保育との関係と子育て支援
  5.保育園・幼稚園における子育て支援の視点について
第4章 構造改革・規制緩和政策と幼保一元化・総合施設・育児保険構想の問題点
  はじめに
  1.幼保一元化論の課題
  2.1990年代以降の一元化論の特徴と課題
  3.政府審議会の「総合施設」の先は、現行保育制度解体論?
資料編
付録A 補論 保育園・幼稚園における子育て支援の課題
  はじめに
  1.母親の育児不安と父親の状況について
  2.保育者と子育て支援について
付録B 新聞記事より
付録C 保育所と幼稚園の機能比較 日本の保育施設の現況 幼稚園・保育所の費用負担割合 無認可保育所の施設数・入所児童数の推移
付録D 保育政策・制度問題関連年表(1979年~2008年3月)