梶田 叡一/著 -- 金子書房 -- 2008.9 -- 141.93

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一般 一般資料室 141.9/2008/ 00012190641 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 自己を生きるという意識 ,
書名ヨミ ジコ オ イキル ト イウ イシキ
副書名 〈我の世界〉と実存的自己意識
著者 梶田 叡一 /著  
著者名ヨミ カジタ,エイイチ
出版者 金子書房
出版年 2008.9
ページ数, 大きさ 7,180p, 20cm
NDC10版 141.93
NDC8版 141.93
一般件名 自我
ISBN 978-4-7608-2620-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1941年島根県生まれ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。兵庫教育大学学長。著書に「自己を育てる」「生きる力の人間教育を」「意識としての自己」など。
内容紹介 他の人と共有する「我々の世界」と、一人ひとり違う感覚や認識に基づく「我の世界」を意識して生きることが本当に深く生きることにつながる。「我の世界」に気づき、実存的自己意識へと導かれていく道筋を説き明かす。

目次

はじめに
  <我の世界>と実存的自己意識
第1章 二つの世界を<生きる力>
  何が「生きる力」を奪っているのか?
  <我々の世界>を生きる力
  <我の世界>を生きる力
  <我の世界>を土台として<我々の世界>を生きる
第2章 <我の世界>と自己意識のあり方
  自己意識における外的視点と内的視点
  <我々の世界>に生きることと<我の世界>に生きることと
  外的な正当性・有効性を求めるか、内的な喜び・充実感を求めるか
  根本的な選択に直面しつつ
  当事者として生きる
第3章 <我の世界>への目覚めと生き方の発展
  閉ざされた<我の世界>と開かれた<我の世界>と
  目覚めと生き方のステップ
  大調和の世界、絶対他力の世界
第4章 「公」も「私」も共に大事にする社会のために
  滅私奉公と減公奉私と
  「公」と「私」の両立に向けて
  「公」の実現を目指す上からと下からのアプローチ
  新しい「公共」の創出を目指して
第5章 実存的自己意識の心理学のために
  <社会的自我>研究への偏向
  精神的あるいは実存的なレベルでの自己意識
  自己意識の<公理系>あるいは基盤的枠組み
  <自分の生涯>をどう意味づけるか
  終わりに
第6章 実存的自己意識の実証的研究のために(1)
  <生き方意識>インベントリー
  京都の女子大学新入生についての調査
  女子大学新入生への調査結果が語るもの
  学生達の具体的感想
第7章 実存的自己意識の実証的研究のために(2)
  女子大学新入生の「理解できる」土台とした場合の「大事だ」「当てはまる」
  生き方のステップ・トラップの図式と項目の意味内容との対応
  林枝里香による宗教者<修道女>の<生き方意識>に関する検討
第8章 内面性の人間学のために
  内面性あるいは内面世界ということ
  「内面」と「外面」との関係のあり方
  <虚ろな適応>と<仮面的な適応>
  多様な社会的不適応の内面構造
  「期待体系」と「内面」との調和を実現するために