三省堂編修所/編 -- 三省堂 -- 2008.12 -- 911.147

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児童 子書庫・職員へ 911/サン/ 00013283197 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル まんがで覚える百人一首 ,
書名ヨミ マンガ デ オボエル ヒャクニン イッシュ
叢書名 ことばの学習
著者 三省堂編修所 /編  
著者名ヨミ サンセイドウ ヘンシュウジョ
出版者 三省堂
出版年 2008.12
ページ数, 大きさ 159p, 21cm
NDC10版 911.147
NDC8版 911.147
一般件名 百人一首
ISBN 978-4-385-23815-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 「知っておきたい百人一首」(2001年刊)の改題新装版, 「知っておきたい百人一首」(2001年刊)の改題新装版
児童内容紹介 百人一首をイラストとまんがでわかりやすく解説。和歌の意味のほか、地名や古語など和歌の中の語句の意味、歌人のエピードを紹介(しょうかい)する。百人一首ゲーム、百人一首のきまり字、作者名さくいんなども収録。
内容紹介 多くの人々に親しまれ、愛誦され続けている百人一首。その歌の意味、歌人のエピソードなどを、まんがやイラストを交えてわかりやすく解説する。「どの句からも引ける五七五七七さくいん」なども収録。

目次

■この本の組み立て
■百人一首のなりたち
(1) 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ…天智天皇
(2) 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山…持統天皇
(3) あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む…柿本人麻呂
(4) 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ…山部赤人
(5) 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき…猿丸太夫
(6) かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける…大伴家持
(7) 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも…安倍仲麻呂
(8) 我が庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり…喜撰法師
(9) 花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに…小野小町
(10) これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関…蟬丸
(11) わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟…小野篁
(12) 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ…遍昭
(13) つくばねの 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる…陽成院
(14) みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに…源融
(15) 君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ…光孝天皇
(16) 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む…在原行平
(17) ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは…在原業平
(18) 住江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ…藤原敏行
(19) 難波潟 みじかき葦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや…伊勢
(20) わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ…元良親王
(21) 今来むと いひしばかりに 長月の 有明けの月を 待ち出でつるかな…素性法師
(22) 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ…文屋康秀
(23) 月見れば ちぢにものこそ かなしけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど…大江千里
(24) このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに…菅原道真
(25) 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな…藤原定方
(26) 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ…藤原忠平
(27) みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ…藤原兼輔
(28) 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば…源宗于
(29) 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花…凡河内躬恒
(30) 有明けの つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし…壬生忠岑
(31) 朝ぼらけ 有明けの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪…坂上是則
(32) 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり…春道列樹
(33) ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ…紀友則
(34) 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに…藤原興風
(35) 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける…紀貫之
(36) 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ…清原深養父
(37) 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける…文屋朝康
(38) 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな…右近
(39) 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき…源等
(40) しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は ものや思ふと 人のとふまで…平兼盛
(41) 恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか…壬生忠見
(42) 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは…清原元輔
(43) 逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり…藤原敦忠
(44) 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし…藤原朝忠
(45) あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな…藤原伊尹
(46) 由良のとを わたる舟人 かぢを絶え 行方も知らぬ 恋の道かな…曾禰好忠
(47) 八重葎 茂れる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり…恵慶法師
(48) 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな…源重之
(49) 御垣守 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ…大中臣能宣
(50) 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな…藤原義孝
(51) かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを…藤原実方
(52) 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな…藤原道信
(53) 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る…藤原道綱母
(54) 忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな…儀同三司母
(55) 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ…藤原公任
(56) あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな…和泉式部
(57) めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな…紫式部
(58) 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする…大弐三位
(59) やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて 傾くまでの 月を見しかな…赤染衛門
(60) 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立…小式部内侍
(61) いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな…伊勢大輔
(62) 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関は許さじ…清少納言
(63) 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな…藤原道雅
(64) 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木…藤原定頼
(65) 恨みわび 干さぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ…相模
(66) もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし…行尊
(67) 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ…周防内侍
(68) 心にも あらで憂き世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな…三条院
(69) あらし吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり…能因法師
(70) さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ…良暹法師
(71) 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろ屋に 秋風ぞ吹く…源経信
(72) 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ…紀伊
(73) 高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ…大江匡房
(74) 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを…源俊頼
(75) 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり…藤原基俊
(76) わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波…藤原忠通
(77) 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ…崇徳院
(78) 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守…源兼昌
(79) 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ…藤原顕輔
(80) ながからむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ…待賢門院堀河
(81) ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明けの 月ぞのこれる…藤原実定
(82) 思ひわび さても命は ありものを 憂きにたへぬは 涙なりけり…道因法師
(83) 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる…藤原俊成
(84) ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき…藤原清輔
(85) 夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり…俊恵法師
(86) なげけとて 月やはものを 思はする かこち顔なる 我が涙かな…西行
(87) 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ…寂蓮
(88) 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき…皇嘉門院別当
(89) 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りぞもする…式子内親王
(90) 見せばやな 雄島の海人の 袖だにも ぬれにぞぬれし 色は変はらず…殷富門院大輔
(91) きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む…藤原良経
(92) 我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし…二条院讃岐
(93) 世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも…源実朝
(94) み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり…藤原雅経
(95) おほけなく うき世の民に おほふかな 我が立つ杣に 墨染めの袖…慈円
(96) 花誘ふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり…藤原公経
(97) 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ…藤原定家 以下続く