長井 謙治/著 -- 同成社 -- 2009.6 -- 210.25

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.2/2009/ 00012235818 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 石器づくりの考古学 ,
書名ヨミ セッキズクリ ノ コウコガク
副書名 実験考古学と縄文時代のはじまり
叢書名 ものが語る歴史
著者 長井 謙治 /著  
著者名ヨミ ナガイ,ケンジ
出版者 同成社
出版年 2009.6
ページ数, 大きさ 4,248p, 22cm
NDC10版 210.25
NDC8版 210.2
一般件名 石器 , 縄文式文化
ISBN 978-4-88621-477-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1978年愛媛県生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員。博士(環境学)。共著に「石器づくりの実験考古学」「ゼミナール旧石器考古学」など。
内容紹介 有舌尖頭器は誰の手でどのように作られたのか。気鋭の若手研究者が、実験考古学的に石器と対話するなかで、作り手の姿に思いをはせ、縄文時代のはじまりの様相にアプローチする。
内容注記 文献:p231〜246

目次

プロローグ
  1.暗礁に乗り上げた有舌尖頭器
  2.本書の軸と特色
第1章 石器づくりの型
  1.押圧剝離に対する先人の関心
  2.2つの動きを導き出す
  3.姿勢と剝離の向きは対応するか
  4.石器づくりの選択肢
  5.動作の制約条件
第2章 斜行有舌尖頭器について
  1.有舌尖頭器の分類
  2.有舌尖頭器の集成状況
  3.日本列島各地の概観
  4.「右肩上がり」と「左肩上がり」
  5.「右肩上がり」と「左肩上がり」の地方色
  6.日本列島における有舌尖頭器の東西差
第3章 石器扱いの違い
  1.石器扱いとは
  2.正位と逆位の石器扱い
  3.RL-斜行圏の石器扱い:正位の石器扱い
  4.LR-斜行圏の石器扱い:逆位の石器扱い
  5.日本列島における2つの石器扱い
  6.利き手と固定具について
第4章 斜行石器群の広がり
  1.本州以西の斜行石器群
  2.北海道の斜行石器群
  3.斜行石器群構成(西と東)
  4.日本列島における晩氷期石器群の構造
第5章 有舌尖頭器の由来
  1.剝離の向きと型式
  2.立川系と小瀬が沢系、その斜方向の逆転
第6章 縄文時代はじまり前夜の東西世界
  1.動作連鎖の東西差とその意義
  2.動作連鎖と石器扱い
  3.石器扱い圏の「境目」
第7章 「石器扱い」論の地平
  1.石器扱いの由来
  2.縄文化のプロセス
  3.大陸との接点
エピローグ
  1.石器扱いと石器扱い圏
  2.東と西の世界