中島 道男/著 -- 青弓社 -- 2009.8 -- 361

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一般 一般資料室 361/2009/ 00012245817 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル バウマン社会理論の射程 ,
書名ヨミ バウマン シャカイ リロン ノ シャテイ
副書名 ポストモダニティと倫理
著者 中島 道男 /著  
著者名ヨミ ナカジマ,ミチオ
出版者 青弓社
出版年 2009.8
ページ数, 大きさ 294p, 20cm
NDC10版 361
NDC8版 361
一般件名 社会学
ISBN 978-4-7872-3302-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1954年島根県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。奈良女子大学文学部教授。専攻は社会学。著書に「エミール・デュルケム」「デュルケムの<制度>理論」など。
内容紹介 ポストモダニティ・リキッドモダニティとして現代を把捉するバウマン社会理論の核心とは何か。バウマンが公共哲学としての社会学を構想していることを、彼の著作をたんねんに読み込んで論証する。

目次

第1章 ポストモダニティ・道徳・デュルケム
  1 バウマンとは誰か
  2 ホロコーストと近代
  3 モダニティからポストモダニティへ
  4 ポストモダニティと倫理・道徳
  5 バウマンのデュルケム批判
  6 バウマン道徳論のスタンス
  7 バウマンとデュルケム
  8 倫理と道徳
第2章 道徳と政治のあいだ
  1 モダニティ/ポストモダニティ、あるいは、倫理/道徳
  2 「他者とともにあること」と「他者のためにあること」
  3 道徳と政治のあいだ
  4 道徳を拠点にした社会批判の可能性
第3章 道徳論の解釈をめぐって
  1 シリング=メラーによる解釈
  2 ユンゲによる解釈
  3 シリング=メラーの社会学史理解
補論 <公共哲学としての社会学>へのいくつかの途
第4章 政治と個人
  1 コミュニタリアニズムへのアンビヴァレンス
  2 “政治を求める”個人
  3 私化、あるいは政治の不在
  4 道徳的社会学の構想
第5章 道徳の理論と社会の理論
  1 問題の所在(1)
  2 いくつかの事例
  3 贈与論の立場から
  4 問題の所在(2)
  5 可能性としてのグローバリゼーション
  6 <社会学の野心>
付論A 制度と社会学
  1 問題
  2 転換期と制度
  3 リベラル/コミュニタリアン論争と制度
  4 制度批判と公共哲学としての社会科学
  5 現代社会理論と制度
付論B 社会批判の二つの形態
  1 デュルケムの社会批判のスタンス
  2 内在的社会批判と外在的社会批判
  3 内在的社会批判の理論的根拠
終章 バウマン社会理論と個人の道徳性
  1 <希望のユートピアン>
  2 バウマン社会理論と個人の道徳性との関連
  3 バウマン/デュルケム