須田 牧子/著 -- 東京大学出版会 -- 2011.2 -- 210.46

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一般 一般資料室 210.4/2011/ 00012377826 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世日朝関係と大内氏 ,
書名ヨミ チュウセイ ニッチョウ カンケイ ト オオウチ シ
著者 須田 牧子 /著  
著者名ヨミ スダ,マキコ
出版者 東京大学出版会
出版年 2011.2
ページ数, 大きさ 5,285,9p, 22cm
NDC10版 210.46
NDC8版 210.46
一般件名 日本-歴史-室町時代 , 大内氏 , 日本-対外関係-朝鮮-歴史
ISBN 978-4-13-026227-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1977年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学,東京都立大学)号取得。東京大学史料編纂所助教。
内容紹介 西日本の守護権力・大内氏の対朝関係の変遷と内実が、室町政権との関係上に、いかに位置づけられるかを検討。中世日朝関係の実態を地域権力の視点から分析することで、中世対外関係の多様な現実を明らかにする。

目次

序章 中世対外関係史論の現在と本書の課題
  はじめに
  一 中世対外関係史の現状と課題
  二 大内氏研究の現状
  三 本書の構成
第一章 大内氏の対朝関係の変遷
  はじめに
  一 中世日朝関係の概観
  二 第一期-開始と展開
  三 第二期-直接通交の途絶
  四 第三期-直接通交の再開
  五 第四期-偽使通交
  六 第五期-請負通交の展開
  おわりに
第二章 日朝国家間外交における大内氏の地位
  はじめに
  一 朝鮮使節護送システムと大内氏
  二 「国際港」としての赤間関
  おわりに
第三章 大蔵経輸入とその影響
  はじめに
  一 中世日朝関係のなかの大蔵経
  二 大内氏の大蔵経の輸入
  三 輸入大蔵経の所在と特質
  おわりに
第四章 大内氏の先祖観の形成とその意義
  はじめに
  一 百済王子孫説の展開
  二 先祖観成立の画期
  三 先祖観の肥大化と室町政権
  おわりに
  補論 大内教幸考
終章 総括と展望
  一 総括
  二 課題と展望