野口 建彦/著 -- 文眞堂 -- 2011.5 -- 332.01

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 332/2011/ 00012403853 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル カール・ポラニー ,
書名ヨミ カール ポラニー
副書名 市場自由主義の根源的批判者
著者 野口 建彦 /著  
著者名ヨミ ノグチ,タケヒコ
出版者 文眞堂
出版年 2011.5
ページ数, 大きさ 5,250p, 22cm
NDC10版 332.01
NDC8版 332.01
一般件名 経済史学
ISBN 978-4-8309-4713-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 背・表紙のタイトル:K・ポラニー
内容紹介 近代資本制社会の市場社会としての歴史的個性を壮大なスケールで分析したカール・ポラニー。その世界を余すところなく描くとともに、ポラニーが言及しなかった「国際金本位制の生成・確立」過程を解明する。

目次

序章
  1.K.ポラニー『大転換』との出会い
  2.1970年代前半の激動する世界と経済学
  3.人生初のイギリス滞在
  4.「オリエント急行」での旅と「ハンガリー事件」
第1部 ポラニーの生涯と業績
第1章 ポラニーの生涯と実績
  1.異彩を放つポラニー家の人々
  2.カールの生涯と業績
第2部 ポラニー「社会経済学」の核心
第2章 市場経済を支える国際システム
第3章 市場経済の勃興と拡大
  1.「悪魔のひき臼」の中心課題
  2.「社会の自己防衛」の中心課題
第4章 市場経済の崩壊
  1.自己調整的市場原理の超克とファシズム,ニューディール,社会主義の出現
  2.来るべき社会の公準
第3部 『大転換』の評価
第5章 功績
  1.伝統的社会の経済の制度論的分析
  2.自己調整的市場原理のユートピア性の指摘
  3.19世紀市場社会の拡大と「社会の自己防衛」
  4.国家と貨幣の関係に対する洞察
  5.来るべき社会への展望
第6章 残された課題
  1.経済決定論的帝国主義論の限界
  2.第一次世界大戦前の国際通貨体制分析の欠落
  3.ブレトンウッズ体制についての考察の欠如