菱沼 一憲/著 -- 汲古書院 -- 2011.6 -- 210.42

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.4/2011/ 00012410874 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世地域社会と将軍権力 ,
書名ヨミ チュウセイ チイキ シャカイ ト ショウグン ケンリョク
著者 菱沼 一憲 /著  
著者名ヨミ ヒシヌマ,カズノリ
出版者 汲古書院
出版年 2011.6
ページ数, 大きさ 6,368,73p, 22cm
NDC10版 210.42
NDC8版 210.42
一般件名 日本-歴史-鎌倉時代
ISBN 978-4-7629-4210-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1966年福島県生まれ。國學院大學修士課程修了。同大学兼任講師。著書に「源義経の合戦と戦略」など。
内容紹介 地域社会と権力の関係について、平安末期の内乱と、それに伴う鎌倉幕府の成立を素材として検討した論考を収録。封建制論・主従制論・在地領主制論に替わるべき歴史理論・概念として地域社会論、将軍権力論を提起する。

目次

序章
Ⅰ部 内乱と地域社会
第一章 地域社会の成立と内紛
  1節 曾我物語にみるプレ武家社会
  2節 鎌倉幕府の前身としての東海道東辺大名小名社会
第二章 地域社会間抗争から政権争奪へ
  1節 木曾義仲の挙兵と東信濃・西上野地域社会
  2節 地域紛争から政権争奪へ
第三章 公武権力の連携と地域
  1節 在京頼朝代官源義経
  2節 伊勢伊賀地域をめぐる公武権力
第四章 幕府の成立と地域社会の転換
Ⅱ部 将軍権力の生成
第五章 源頼朝「御権威」の成立と新秩序
  1節 源頼朝独裁権力への道のり
  2節 御家人制の立体的把握
  3節 勧進にみる諸国大名と源頼朝の「御権威」
第六章 武士狼籍停止と安堵
  1節 武士狼藉停止の機能
  2節 武士狼藉停止から所務沙汰へ
第七章 統治手段としての地頭制度
  1節 文治勅許と没官領地頭制度
  2節 地頭淵源
第八章 地域社会と将軍権力
終章 前近代における地域と権力-その俯瞰的検討