所蔵

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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料番号	資料区分	帯出区分	状態
一般	一般資料室	210.4/2011/	00012415303	和書	帯出可	在庫

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資料詳細

タイトル	中世武士団構造の研究 ,
書名ヨミ	チュウセイ ブシダン コウゾウ ノ ケンキュウ
叢書名	歴史科学叢書
著者	田中 大喜 ／著
著者名ヨミ	タナカ,ヒロキ
出版者	校倉書房
出版年	2011.8
ページ数, 大きさ	376p, 22cm
NDC１０版	210.4
NDC８版	210.4
一般件名	日本-歴史-中世 , 武士
ISBN	978-4-7517-4320-1
著者紹介	1972年東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。駒場東邦中学・高等学校教諭。
内容紹介	日本の歴史では、およそ700年間にもわたり、世襲制の職業戦士である武士の支配が継続した。院政期〜室町期における武士団に焦点を合わせて、その存在形態を追究することで、前近代の日本社会の特質の一端を明らかにする。

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目次

序章 中世武士団研究の視角

  第一節 族縁的結合と惣領制

  第二節 地域社会のなかの武士団

  第三節 高権力とイエ支配権

  第四節 本書の構成

第一部 中世武士団の族縁的結合

第一章 平家一門の実像と虚像

  第一節 『平家物語』に描かれた平家一門

  第二節 平家一門の実像

  第三節 虚像のなかの実像

補論一 平頼盛小考

  第一節 大宰大弐頼盛

  第二節 八条院・重盛と頼盛

  第三節 元暦元年の乱と頼盛

第二章 南北朝期武家の兄弟たち

  第一節 南北朝期の武士の「家」と兄弟

  第二節 「兄弟惣領」の出現とその克服

第二部 中世武士団の法生活

第一章 一門評定の展開と幕府裁判

  第一節 鎌倉前期の族内解決と幕府裁判

  第二節 鎌倉中～後期の族内解決と幕府裁判

  第三節 南北朝期の一門評定と室町幕府

第二章 惣領職の成立と「職」の変質

  第一節 鎌倉期における惣領職の実体

  第二節 惣領職の成立

補論二 偽文書に記された「惣領職」

  第一節 捏造された比志島栄尊置文案

  第二節 栄尊置文案作成の時期と目的

第三部 在地領主論

第一章 長楽寺再建事業にみる新田氏と「得宗専制」

  第一節 長楽寺と新田氏

  第二節 長楽寺再建事業と新田氏

補論三 地域の町場に集う武士たち

  第一節 長楽寺と世良田宿

  第二節 世良田宿に集う武士たち

第二章 南北朝期在地領主論序説

  第一節 南北朝の「戦争」と国人領主

  第二節 国人領主と「市町」

第三章 鎌倉～南北朝期の在地領主組織における被官の位相

  第一節 被官の形成

  第二節 被官中の形成

第四章 「人返法」の誕生

  第一節 下松浦一揆契状の「人返法」

  第二節 「人返法」誕生への道

終章 武士団結合の複合的展開と公武権力

  第一節 族縁的結合と地域的結合

  第二節 一族結合と惣領制

  第三節 南北朝・室町期の武士団と荘園制

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