小泉 格/著 -- 東京大学出版会 -- 2011.9 -- 456.83

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 456.8/2011/ 00012419750 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 珪藻古海洋学 ,
書名ヨミ ケイソウ コカイヨウガク
副書名 完新世の環境変動
著者 小泉 格 /著  
著者名ヨミ コイズミ,イタル
出版者 東京大学出版会
出版年 2011.9
ページ数, 大きさ 14,211p, 22cm
NDC10版 456.83
NDC8版 456.83
一般件名 沖積世 , 古気候学 , 海底地質 , 珪藻
ISBN 978-4-13-060758-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1937年台湾生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。北海道大学名誉教授。理学博士。著書に「海底に探る地球の歴史」「図説地球の歴史」など。
内容紹介 日本近海を中心とした北太平洋の古海洋研究の成果を集大成。海洋古環境の復元に必要不可欠な「珪藻化石」を中心に海底試料を解析し、完新世の環境変動史を読み解く。

目次

第1章 珪藻古海洋学
  1.1 珪藻とは何か
  1.2 珪藻の研究史
  1.3 珪藻の分類
  1.4 珪藻の生活域
  1.5 珪藻群集の激変事件と古海洋(環境-気候)変動
  1.6 珪藻化石に基づく古海洋環境の復元
  1.7 珪藻群集の系統進化
第2章 深海掘削における珪藻古海洋学
  2.1 深海掘削コアによる珪藻年代尺度
  2.2 珪藻化石による古海洋環境(気候)の復元
  2.3 珪藻質堆積物の形成
  2.4 珪藻マット(ラミナ)とは何か
  2.5 微化石(珪藻)標準試料センター
第3章 完新世古海洋環境の復元
  3.1 海底堆積物
  3.2 第四紀-更新世と完新世
  3.3 珪藻温度指数(Td′比)による表層海水温(℃)の復元
  3.4 日本列島周辺海域における表層堆積物中の珪藻化石群集
  3.5 表層海水温と海流系の復元
  3.6 表層海水温の時系列解析
  3.7 表層海水温を復元するほかの方法
第4章 日本列島における気候変動
  4.1 海水準(海面水位)変動
  4.2 海-沿岸域
  4.3 陸域
第5章 完新世の気候変動史
  5.1 最終氷期晩氷期-完新世前期(1万2900-8200年前)
  5.2 完新世中期(8200-3300年前)
  5.3 完新世後期(3300-2000年前)
第6章 西暦年間の気候変動
  6.1 弥生(鉄器-ローマ)時代温暖期と古墳(中世暗黒)時代寒冷期
  6.2 中世温暖期と小氷期
  6.3 小氷期後の温暖化
第7章 太陽-大気-雪氷-植生-海洋の気候リンケージ
  7.1 気候変動の外部要因としての自然フォーシング
  7.2 気候システム内部における諸要因の相互作用
  7.3 地域スケールの気候変動
  7.4 10-100年スケールの気候変動
  7.5 完新世の気候リンケージ