任 正赫/著 -- 思文閣出版 -- 2011.9 -- 402.21

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一般 一般資料室 402.2/2011/ 00012430542 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 朝鮮科学史における近世 ,
書名ヨミ チョウセン カガクシ ニ オケル キンセイ
副書名 洪大容・カント・志筑忠雄の自然哲学的宇宙論
著者 任 正赫 /著  
著者名ヨミ イム,ジョンヒョク
出版者 思文閣出版
出版年 2011.9
ページ数, 大きさ 5,272p, 22cm
NDC10版 402.21
NDC8版 402.21
一般件名 科学-朝鮮
ISBN 978-4-7842-1587-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1955年生まれ。東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。朝鮮大学校理工学部教授。理学博士。編著に「朝鮮の科学と技術」「朝鮮近代科学技術史研究」など。
内容紹介 カントと同時期に、朝鮮で地動(転)説を唱えた洪大容。彼の無限宇宙論の宇宙論発展史における意味や、朝鮮科学史と18世紀自然科学での位置を検討し、洋の東西宇宙論の本質を解明。志筑忠雄の太陽系形成論とも比較する。

目次

第一章 科学史における近世
  一 はじめに
  二 近世の概念
  三 近世科学技術史の特徴
  四 実学の形成と展開
  五 おわりに
第二章 学としての朝鮮実学の形成について
  一 はじめに
  二 朝鮮実学研究の意義
  三 日本における朝鮮実学研究の検討
  四 おわりに
第三章 湛軒・洪大容の地転説と『医山問答』
  一 はじめに
  二 南北朝鮮における研究
  三 日本における研究
  四 洪大容の略歴
  五 『湛軒書』の編目と『医山問答』の基本内容
第四章 「天円地方」説から無限宇宙論へ
  一 はじめに
  二 朝鮮の伝統的宇宙観
  三 西洋の宇宙論
  四 地球説の受容
  五 金錫文の象数学的宇宙論
  六 洪大容の無限宇宙論
  七 洪大容以降の宇宙論
  八 おわりに
第五章 朝鮮前期における気一元論および象数学的宇宙論の展開について
  一 はじめに
  二 宋代宇宙論の伝来
  三 『花潭集』における宇宙論
  四 張顕光の宇宙論
  五 おわりに
第六章 カント『天界の一般自然史と理論』の検討とその科学史的評価
  一 はじめに
  二 時代背景とその自然観
  三 『天界論』の基本内容
  四 カントの宇宙論の特徴と基本性格
  五 カントと洪大容の宇宙論の比較検討
  六 おわりに
第七章 志筑忠雄『混沌分判図説』の検討とその科学史的評価
  一 はじめに
  二 『暦象新書』の性格
  三 『混沌分判図説』の検討
  四 志筑忠雄の宇宙論の性格と問題点
  五 洪大容の宇宙論との比較
  六 おわりに
付録 『医山問答』
  <原文>
  <訳文>