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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料番号	資料区分	帯出区分	状態
一般	一般資料室	911.5/ﾓﾘ/	00012531513	和書	帯出可	在庫

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資料詳細

タイトル	満洲詩生成伝 ,
書名ヨミ	マンシュウシ セイセイデン
著者	守屋 貴嗣 ／著
著者名ヨミ	モリヤ,タカシ
出版者	翰林書房
出版年	2012.3
ページ数, 大きさ	412p, 20cm
NDC１０版	911.52
NDC８版	911.52
一般件名	詩(日本)-歴史 , 文学地理-満州
ISBN	978-4-87737-325-2
著者紹介	1973年秋田県生まれ。法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了。同研究科兼任講師。
内容紹介	満洲詩の源泉である詩誌「亞」との関わりをもとに、大陸に渡った詩人たちの詩作意識を論じる。「満洲浪曼」「満洲短歌」といった詩誌、文芸誌、短歌誌、俳句誌を取り上げ、満洲詩壇と満洲詩の変遷を考察する。

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目次

序章

  1 帝国の終焉

  2 出会い、モダニティ

  3 『亞』概要

  4 『亞人』の存在

  5 分類と論考

第一部 『亞』の成立・生成

一章 安西冬衛

  1 『亞』創刊

  2 稚拙感と短詩

  3 『第一短詩集』、加藤郁哉・西村陽吉

  4 大連のアヴァンギャルド

  5 間宮から韃靼、蝶はどちらへ?

  6 少女から軍艦へ

二章 瀧口武士

  1 「蠶」の詩人

  2 詩人の誕生

  3 『亞』以降の瀧口武士

  4 瀧口の詩的技法

  5 「愛国詩」への移行

  6 『満洲通信俳句』同人

三章 北川冬彦

  1 「前衛」の紹介者

  2 短詩から新散文詩へ

  3 象徴詩について

四章 三好達治

  1 『亞』同人前後

  2 三高の卒業生であるということ

  3 『亞』から『詩と詩論』、『詩・現實』へ

  4 四行詩での試み

五章 尾形亀之助

  1 眠らせたい詩集

  2 「マヴォ」同人になる

  3 大鹿卓「潛水夫」

  4 『雨になる朝』収録作

  5 北川冬彦の「童心」評

六章 城所英一・富田充

  1 詩集『春廟』、精悍な感じの人

  2 『亞人』現る

  3 新しい象徴詩

  4 『満洲短歌』へ

七章 春山行夫

  1 春山と『亞』

  2 春山行夫の名古屋時代

  3 萩原朔太郎との論争、春山行夫が見たもの

  4 満洲もの著作

  5 春山の戦争詩

第二部 『亞』以後の満洲詩

一章 『戎克』論

  1 『亞』の亜流

  2 下船と再乗船

  3 『燕人街』の反発

二章 『鵲』論

  1 教育関係者集団『鵲』

  2 石森延男『綴方への道』、言霊への道

  3 「少女」たちの詩、女學生詩集『順送球』

  4 アヴァンギャルドとしての『鵲』

  5 『満洲詩人』への統合

三章 『満洲浪曼』-逸見猶吉

  1 『満洲浪曼』概要

  2 出生地「谷中村」

  3 文学少年大野四郎

  4 逸見猶吉という詩人

  5 兇牙利的について

  6 「ウルトラマリン」その他

  7 渡満後の逸見猶吉

四章 『作文』の行方

  1 「文學」からの出発

  2 異郷での文学

  3 『作文』の作家たち

  4 作家たちの拡散

  5 記憶を語り、蓄積すること

終章 満洲詩研究の動向として

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