栗山 圭子/著 -- 吉川弘文館 -- 2012.12 -- 210.38

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.3/2012/ 00012554879 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世王家の成立と院政 ,
書名ヨミ チュウセイ オウケ ノ セイリツ ト インセイ
著者 栗山 圭子 /著  
著者名ヨミ クリヤマ,ケイコ
出版者 吉川弘文館
出版年 2012.12
ページ数, 大きさ 7,256,5p, 22cm
NDC10版 210.38
NDC8版 210.38
一般件名 日本-歴史-平安時代 , 院政 , 皇室-歴史
ISBN 978-4-642-02910-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1971年生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本大学・埼玉学園大学・京都造形芸術大学非常勤講師。共著に「歴史のなかの家族と結婚」など。
内容紹介 父院が父祖として天皇を後見した院政。その基盤となった「家」の形態とはいかなるものだったのか。天皇の一族が中世的な「家」を形成してゆく過程を明らかにし、王家と院政との連関を論じる。

目次

序章
第一部 中世王家の成立
第一章 後院からみた中世王家の成立
  はじめに
  一 摂関期の王家
  二 院政期の王家
  おわりに
  補論 城興寺のゆくえ
第二章 篤子内親王論
  はじめに
  一 堀河中宮
  二 摂関家構成員としての篤子
  三 証菩提院領の成立と伝領
  おわりに
第三章 准母立后制にみる中世前期の王家
  はじめに
  一 後宮の変容と准母立后制
  二 皇統の存在形態と准母立后制
  おわりに
第二部 院宮家政機関の基礎的考察
第一章 所始について
  はじめに
  一 殿上始・侍始・庁始
  二 所始の場と儀礼
  三 所始の成立
  おわりに
第二章 庁始と吉書
  はじめに
  一 庁始
  二 「吉書」の成立
  おわりに
第三章 「所」と所宛
  はじめに
  一 所宛と分配
  二 「所」の再編
  おわりに
第三部 中世王家と院政
第一章 院政期における国母の政治的位置
  はじめに
  一 建春門院滋子と後白河院政
  二 建礼門院徳子と平氏政権
  おわりに
第二章 中世王家の存在形態と院政
  はじめに
  一 中世王家の存在形態
  二 「王家」構成員と院政
  三 「王家」の分立可能性と院政運営
  おわりに
終章 成果と課題