吉見 俊哉/著 -- 有斐閣 -- 2012.12 -- 361.453

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 361.4/2012/ 00012572145 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル メディア文化論 ,
書名ヨミ メディア ブンカロン
副書名 メディアを学ぶ人のための15話
叢書名 有斐閣アルマ
著者 吉見 俊哉 /著  
著者名ヨミ ヨシミ,シュンヤ
出版者 有斐閣
出版年 2012.12
ページ数, 大きさ 14,285p, 19cm
NDC10版 361.453
NDC8版 361.45
一般件名 マス・メディア , コミュニケーション
ISBN 978-4-641-12487-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1957年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。同大学大学院情報学環教授。専攻は、社会学・文化研究。著書に「都市のドラマトゥルギー」など。
内容紹介 メディアって何だろう? 理論、歴史、実践という3つの視角から、メディアと社会との関わりについて多面的に読み解く。ネット社会やグローバル化の新しい状況に対応し、第Ⅲ部を中心に見直した改訂版。

目次

第1話 メディアとは何か
  1 メディアは横断する
  2 メディアは媒介する
  3 メディアは伝達しない
  4 メディアを研究する
Ⅰ 方法としてのメディア
第2話 メディアの時代メディアの理論
  1 メディアの世紀の到来
  2 メディアに媒介される公衆
  3 複製技術による想像力の変容
  4 ステレオタイプと構成される事実
第3話 新聞学というメディアの知
  1 実用の知からアカデミックな知へ
  2 小野秀雄と民間学的なルーツからの離脱
  3 世論の社会学とプロパガンダの理論
  4 文化唯物論と抗争の場としての新聞
第4話 マス・コミュニケーション理論の展開とその限界
  1 プロパガンダ研究からマスコミ研究へ
  2 マスコミ研究における限定効果モデルの展開
  3 マスコミ研究における限定効果モデルへの批判
第5話 メディア革命と知覚の近代
  1 電子メディアによる空間の置換
  2 電子的なメディア空間のなかの身体
  3 印刷革命がもたらした近代
  4 社会の長期的変化のなかで
第6話 カルチュラル・スタディーズの介入
  1 ウィリアムズとメディア・テクノロジー
  2 ホールとエンコーディング/デコーディング
  3 メディアが現実を生産する
  4 オーディエンス研究と日常的実践のなかのメディア
Ⅱ 歴史としてのメディア
第7話 新聞と近代ジャーナリズム
  1 パンフレットから新聞へ
  2 コーヒーハウスと談論する公衆
  3 新聞産業と大衆ジャーナリズム
  4 近代ジャーナリズムの2つの系譜
第8話 電話が誕生したのはいつだったのか
  1 電話が誕生したとき
  2 電信としての電話
  3 放送としての電話
  4 女性交換手の登場
  5 閉ざされた会話のメディア
第9話 誰が映画を誕生させたのか
  1 視覚の実験から「動く写真」へ
  2 魔術的見世物から映画へ
  3 走る馬の撮影から映画へ
  4 エジソンとリュミエール兄弟の「発明」
  5 興行物としての映画と労働者階級
第10話 ラジオ・マニアたちの社交圏
  1 電波による交信
  2 無線通信とラジオ放送の間
  3 音楽をあらゆる家庭に
  4 アマチュア無線家たちのネットワーク
  5 マス・メディアとしてのラジオ放送へ
第11話 テレビが家にやって来た
  1 「テレビ」が誕生したとき
  2 街頭テレビと成婚パレード
  3 家庭のなかのテレビ受像機
  4 ナショナル・メディアとしてのテレビ
Ⅲ 実践としてのメディア
第12話 ケータイが変える都市の風景
  1 「コードレス」から「ケータイ」へ
  2 「個室」と「都市」が結合するネットワーク
  3 公的空間と私的空間の境界消失
  4 脱場所化,非同期化,双方向的な自己編集性
第13話 パソコンとネットワーク化する市民社会
  1 「電子計算機」としてのコンピュータ
  2 コミュニケーション・メディアとしてのコンピュータ
  3 インターネットと新しい市民運動・市民活動
  4 メディアの変容・政治の変容
第14話 グローバル・メディアとは何か
  1 グローバル・メディアの矛盾
  2 グローバル・メディアへのアプローチ
  3 変貌するメディアの複合的地平を捉えるために
第15話 メディアを変革するための知
  1 メディア・リテラシーという回路
  2 メディア・リテラシーからメディア実践へ
  3 映像アーカイブと文化のサステナビリティ