海部 健三/著 -- さ・え・ら書房 -- 2013.4 -- 664.695

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 664/2013/ 00013456132 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual
児童 子書庫・職員へ 664/2013/ 00013456124 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル わたしのウナギ研究 ,
書名ヨミ ワタシ ノ ウナギ ケンキュウ
著者 海部 健三 /著  
著者名ヨミ カイフ,ケンゾウ
出版者 さ・え・ら書房
出版年 2013.4
ページ数, 大きさ 141p, 20cm
NDC10版 664.695
NDC8版 664.695
一般件名 うなぎ(鰻)
ISBN 978-4-378-03915-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1973年東京都生まれ。東京大学農学生命科学研究科博士課程修了。同研究科特任助教。専門は保全生態学および水中生物音響学。河川や沿岸におけるニホンウナギの生態などを研究している。
児童内容紹介 ウナギはなぜ減少しているのでしょうか?岡山県(おかやまけん)の児島湾(こじまわん)・旭川(あさひがわ)で調査を行った若き研究者が、天然のウナギがどこで暮らし、何を食べ、どのように成長するかなど、その生態をくわしく解説し、どうすればウナギを守ることができるのかについて考えます。
内容紹介 いま、ウナギの数が減り、絶滅が心配されている。どうしたら、ウナギを増やすことができるのか? 岡山県の旭川と児島湾でウナギの生活調査をした若き研究者の記録。

目次

第1章 ウナギを研究する
  第1節 なぜウナギ研究なのか
  1.ウナギの一生/2.減少するウナギ
  第2節 ウナギの調査を始める
  1.旭川と児島湾/2.ウナギを研究するということ/3.生活する/4.漁師さんに弟子入り/5.ウナギを捕る
第2章 ウナギ研究のいま
  第1節 ウナギの産卵場調査
  1.ヨーロッパウナギの産卵場調査/2.ニホンウナギの産卵場の発見/3.ウナギは「なぞの多い魚」なのか
  第2節 ウナギ資源を守る
  1.なぜウナギは減少しているのか/2.完全養殖の成功/3.完全養殖はウナギを救うのか
  ◆水の中の魚の位置を探る
第3章 研究の現場から
  第1節 捕ったウナギは大切に
  1.ウナギの解剖/2.耳石/3.耳石が語るもの-年齢/4.耳石が語るもの-川と海の間の移動
  第2節 子どものウナギが育つ場所
  1.ウナギにとって重要な場所/2.若い黄ウナギが育つ場所
  第3節 海と川を行き来する魚
  1.体内の塩分を調節する/2.海と川を行き来する/3.淡水と汽水、どちらが有利?/4.なぜ淡水に進入するのか
  第4節 ウナギは何を食べている
  1.エサを調べる方法/2.ウナギは何を食べている/3.効率よく食べ物を探す
  第5節 大きな頭と小さな頭
第4章 これからのウナギ研究-ウナギを守るために-
  第1節 ウナギを守るために
  第2節 ウナギ漁
  1.ウナギ漁/2.ウナギ漁は悪いことなのか/3.ウナギ漁の問題はどこにあるのか
  第3節 ウナギの放流
  1.ウナギの放流/2.生態系に与える影響
  第4節 河川の環境とウナギ
  1.河川環境の変化/2.失われるウナギの住み場所/3.水質の変化、生物の変化/4.河川の環境とウナギ
  第5節 自然再生とウナギ
あとがき