手嶋 泰伸/著 -- 吉川弘文館 -- 2013.10 -- 210.74

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一般 一般資料室 210.7/2013/ 00013623046 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 昭和戦時期の海軍と政治 ,
書名ヨミ ショウワ センジキ ノ カイグン ト セイジ
著者 手嶋 泰伸 /著  
著者名ヨミ テシマ,ヤスノブ
出版者 吉川弘文館
出版年 2013.10
ページ数, 大きさ 6,269,6p, 22cm
NDC10版 210.74
NDC8版 210.7
一般件名 日中戦争(1937〜1945) , 太平洋戦争(1941〜1945) , 海軍-日本 , 軍人と政治
ISBN 978-4-642-03825-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1983年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。福井工業高等専門学校一般科目教室助教。博士(文学)。
内容紹介 日本海軍は日中戦争の拡大や対米戦の開始、終戦の決定にいかなる役割を果たしたのか。米内光政、高木惣吉ら海軍将校の行動を分析して、首脳部と中堅層の対立関係などを解明。陸軍を抑止できなかった海軍組織の特質を探る。

目次

序章 戦時期の政治史研究における海軍
  一 課題
  二 方法
第一部 戦時期の海軍の政治的特徴
第一章 海相就任前後の米内光政
  はじめに
  一 海相就任以前の米内
  二 海相としての米内
  おわりに
第二章 第一次日独伊三国同盟交渉における海軍
  はじめに
  一 海軍省内の上下疎隔
  二 第一次日独伊三国同盟交渉期における海軍
  おわりに
第三章 調査課によるブレイントラストの設立とその影響
  はじめに
  一 高木惣吉の政治活動
  二 嘱託の拡充
  三 嘱託拡充の影響
  四 ブレイントラスト整備とその影響
  おわりに
第四章 対米開戦決定の政治過程における海軍
  はじめに
  一 「帝国国策遂行要領」の形成過程にみる海軍の意識構造
  二 第三次近衛内閣の総辞職における問題の争点
  三 嶋田繁太郎の対米開戦決意の要因
  おわりに
第二部 終戦の政治過程における海軍
第一章 東条英機内閣末期における海軍の倒閣運動
  はじめに
  一 海軍首脳部刷新運動の開始
  二 運動の停滞
  三 運動の再起と拡張
  四 海軍の倒閣運動
  おわりに
第二章 小磯国昭内閣における海軍
  はじめに
  一 海軍における米内の位置
  二 内閣における米内の位置
  おわりに
第三章 対ソ和平交渉決定過程における米内光政
  はじめに
  一 米内・阿南の妥協
  二 宮中・米内による和平への転換
  三 和平交渉の執行
  おわりに
第四章 ポツダム宣言受諾前後の米内光政
  はじめに
  一 第一回御前会議までの経緯
  二 第一回「聖断」後の部下統制
  三 第二回御前会議までの経緯
  四 第二回「聖断」後の部下統制
  おわりに
終章 戦時期の政治過程における海軍
  一 戦時期における海軍と政治との関係
  二 米内と政治との関係
  三 戦時期における海軍の政治的役割