村井 良太/著 -- 有斐閣 -- 2014.5 -- 312.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 312.1/2014/ 00013698089 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 政党内閣制の展開と崩壊一九二七〜三六年 ,
書名ヨミ セイトウ ナイカクセイ ノ テンカイ ト ホウカイ センキュウヒャクニジュウナナ サンジュウロクネン
並列タイトル The Development and Breakdown of the Party Cabinet System 1927-1936
著者 村井 良太 /著  
著者名ヨミ ムライ,リョウタ
出版者 有斐閣
出版年 2014.5
ページ数, 大きさ 6,475,11p, 22cm
NDC10版 312.1
NDC8版 312.1
一般件名 日本-政治・行政-歴史 , 政党-日本 , 内閣-歴史
ISBN 978-4-641-14902-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 欧文タイトル:The Development and Breakdown of the Party Cabinet System,1927-1936
著者紹介 1972年香川県生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。駒澤大学法学部教授、博士(政治学)。専攻は日本政治史。著書に「政党内閣制の成立一九一八〜二七年」がある。
内容紹介 昭和初年にひとたび成立した政党内閣制は、なぜ崩壊したのか。1927年の田中義一内閣成立から、36年の二・二六事件までの政治過程を明らかにするとともに原因を分析・考察し、その現代的意義を考える。

目次

序論 政党内閣制成立後の日本政治
第1章 田中政友会内閣と二大政党伯仲下の男子普選議会
  一 初の男子普通総選挙と二大政党伯仲
  二 張作霖爆殺事件と第五六議会
  三 昭和天皇の行動と論理-政党中心政治時代の立憲君主
  四 浜口内閣という選択
第2章 浜口民政党内閣と世界大恐慌下のロンドン海軍軍縮条約
  一 浜口内閣の成立-政党中心政治の復原力
  二 ロンドン海軍軍縮条約をめぐる政治過程-政党中心政治の統治能力
  三 浜口首相の遭難と小康-宮中第二の創造時代
  四 第二次若槻内閣という選択-政党内閣制の定着と反省
第3章 一九三二年憲政危機と政党内閣制の中断
  一 世界大恐慌下での政党内閣論の分化と軍紀問題
  二 危機の昻進と体制内での努力と模索-満州事変の勃発と犬養内閣という選択
  三 危機の継続と政権交代による克服への取り組み-犬養内閣と内外危機
  四 斎藤内閣という選択-五・一五事件と非常時における「常道」からの一時的逸脱
第4章 斎藤内閣と政友会
  一 一九三二年危機の克服をめざして-非常時暫定内閣の初動と首相選定方式の再編
  二 危機のさらなる昻進と多数党政友会のジレンマ-政権における暫定性の後退
  三 非常時暫定内閣の新局面-満州事変終結後の民意をめぐる軍と政党の角逐
  四 岡田内閣という選択-予想外の第二暫定内閣の誕生
第5章 一九三六年憲政危機と政党内閣制の崩壊
  一 岡田内閣の成立と第二暫定内閣の隘路-海軍軍縮条約の廃棄
  二 政友会の民党回帰と第二暫定内閣の袋小路
  三 第一九回総選挙と二・二六事件-近衛文麿という選択と広田内閣という帰結
  四 「憲政常道」の永い黄昏
結論 第一次世界大戦後の政治改革とその遺産