河野 正訓/著 -- 雄山閣 -- 2014.8 -- 210.32

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.3/2014/ 00012762787 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古墳時代の農具研究 ,
書名ヨミ コフン ジダイ ノ ノウグ ケンキュウ
副書名 鉄製刃先の基礎的検討をもとに
著者 河野 正訓 /著  
著者名ヨミ カワノ,マサノリ
出版者 雄山閣
出版年 2014.8
ページ数, 大きさ 285p, 27cm
NDC10版 210.32
NDC8版 210.2
一般件名 遺跡・遺物-日本 , 農業機械・器具-歴史 , 鉄器 , 日本-歴史-大和時代
ISBN 978-4-639-02322-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 布装
著者紹介 1981年山口県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。東京国立博物館学芸研究部調査研究課考古室アソシエイトフェロー。
内容紹介 古墳時代における主要農具鉄製刃先である鉄鍬、鉄鎌、鉄製穂摘具を対象として、その歴史的意義を議論するうえで前提条件となる構造、使用、変化について言及。また、管理や所有の問題にも触れる。
内容注記 内容:大野川流域の鉄製穂摘具 p64~65.

目次

序章 本研究の目的と課題
第Ⅰ部 農具鉄製刃先の構造
第1章 鉄鍬(方形板刃先)の構造
  はじめに
  第1節 各種属性の検討
  第2節 製作方法の復原
  第3節 鉄刃と木製台部からみた装着
  まとめ
第2章 鉄鍬(U字形刃先)の構造
  はじめに
  第1節 各種属性の検討
  第2節 製作方法の復原
  第3節 鉄刃と木製台部からみた装着
  まとめ
第3章 鉄鎌の構造
  はじめに
  第1節 各種属性の検討
  第2節 製作方法の復原
  第3節 鉄刃と木柄からみた装着
  まとめ
第4章 鉄製穂摘具の構造
  はじめに
  第1節 各種属性の検討
  第2節 製作方法の復原
  第3節 鉄刃と台部からみた装着
  まとめ
第Ⅱ部 農具鉄製刃先の使用
第1章 方形板刃先の使用
  はじめに
  第1節 方形板刃先の研究史と問題の所在
  第2節 古墳時代方形板刃先の使用状況
  第3節 方形板刃先のライフサイクル
  まとめ
第2章 直刃鎌の使用
  はじめに
  第1節 直刃鎌の研究史と問題の所在
  第2節 古墳時代直刃鎌の使用状況
  第3節 直刃鎌のライフサイクル
  まとめ
第3章 農具鉄製刃先の使用品と未使用品
  はじめに
  第1節 出土農具と古墳築造年代の再検討
  第2節 考察
  まとめ
第Ⅲ部 農具鉄製刃先の変化
第1章 農具鉄製刃先の実用品と非実用品
  はじめに
  第1節 研究史
  第2節 実用品と非実用品
  まとめ
第2章 農具鉄製刃先の変遷
  はじめに
  第1節 研究史
  第2節 型式学的検討
  まとめ
第3章 古墳時代前期の曲刃鎌
  はじめに
  第1節 秋根遺跡の概要
  第2節 秋根遺跡出土鉄鎌
  第3節 古墳時代前期曲刃鎌の様相
  第4節 古墳時代前期曲刃鎌の成立過程
  第5節 秋根遺跡出土鉄鎌の評価
  まとめ
第Ⅳ部 農具鉄製刃先の所有と管理
第1章 農具鉄製刃先の所有
  はじめに
  第1節 研究史と問題の所在
  第2節 古墳時代墳墓出土品からみた所有
  まとめ
第2章 地方からみた鉄の管理体制
  はじめに
  第1節 長瀬高浜遺跡の概要
  第2節 長瀬高浜遺跡出土鉄製品の検討
  第3節 古墳時代前半期の地域間関係
  まとめ
終章 総括と課題