澤木 久之/著 -- 勁草書房 -- 2014.9 -- 331.19

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一般 一般資料室 331.1/2014/ 00013743984 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル シグナリングのゲーム理論 ,
書名ヨミ シグナリング ノ ゲーム リロン
並列タイトル The Game Theory of Signaling
著者 澤木 久之 /著  
著者名ヨミ サワキ,ヒサシ
出版者 勁草書房
出版年 2014.9
ページ数, 大きさ 9,232p, 22cm
NDC10版 331.19
NDC8版 331.19
一般件名 ゲーム理論
ISBN 978-4-326-50401-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1967年生まれ。米ノースカロライナ大学Ph.D.(経済学)。岡山大学大学院社会文化科学研究科(経済学系)准教授。専門は国際経済学、応用ミクロ経済学。
内容紹介 シグナリング理論と呼ばれる分野に焦点を当てた、ゲーム理論のテキスト。「どのような夫婦なら意思疎通がうまくいくか」など、さまざまな事例を挙げながら、シグナリング・ゲームを解く手法を平易に解説する。

目次

第1章 シグナリング・ゲームにおける均衡と精緻化
  1.1 経済制裁ゲーム
  1.2 完全ベイジアン均衡
  1.3 完全ベイジアン均衡:より厳密な定義
  1.4 支配基準
  1.5 直観的基準
  1.6 直観的基準の妥当性
  1.7 均衡支配テスト
  1.8 D1基準
  1.9 結語
第2章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:Spenceモデル
  2.1 連続的行動
  2.2 Spenceの就職市場モデル
  2.3 受け手の最適反応線
  2.4 送り手の無差別曲線
  2.5 完備情報下での均衡
  2.6 不完備情報:ねたみの生じるケース
  2.7 分離均衡
  2.8 一括均衡
  2.9 混成均衡
第3章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:さまざまなモデル
  3.1 Spenceモデル:教育が生産性を上げないバージョン
  3.2 Spenceモデル:3タイプのバージョン
  3.3 天才はシグナルしない
  3.4 メッセージに上限がある時
  3.5 メッセージが2次元のケース
  3.6 二回交差性(Double Crossing)
  3.7 文献紹介
第4章 連続的タイプのシグナリング・ゲーム
  4.1 Mailathの条件
  4.2 送り手の最適化問題
  4.3 初期値条件と2階の条件
  4.4 単一交差性
  4.5 微分方程式が解けない場合
  4.6 微分方程式の意味
  4.7 D1基準と信念関数
  4.8 送り手と受け手の利得が似ているケース
  4.9 白人のようなふるまい:アクティング・ホワイト
第5章 チープトーク・ゲーム
  5.1 夫婦のゲーム(1):仲の良いケース
  5.2 夫婦のゲーム:そのほかのケース
  5.3 均衡の精緻化:耐ネオロジズム
  5.4 チープトーク・ゲームにおける他の精緻化基準
  5.5 Crawford-Sobelモデル
  5.6 チープトーク・ゲームの拡張
  5.7 文献紹介
第6章 拡張・深化を続けるシグナリング理論
  6.1 両シグナル均衡
  6.2 行動と言葉
  6.3 さまざまな不完備情報モデル
  6.4 結語
補論1 均衡に関する補足事項
  A1.1 完全ベイジアン均衡(PBE)の存在理由
  A1.2 弱でないPBE
  A1.3 逐次均衡
  A1.4 摂動完全均衡
補論2 精緻化に関する補足事項
  A2.1 前向き推論法
  A2.2 戦略的安定性
  A2.3 シグナリング・ゲームにおけるNWBR
  A2.4 結語