栗生沢 猛夫/著 -- 成文社 -- 2015.2 -- 238.03

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 238/2015/ 00014002588 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 『ロシア原初年代記』を読む ,
書名ヨミ ロシア ゲンショ ネンダイキ オ ヨム
副書名 キエフ・ルーシとヨーロッパ、あるいは「ロシアとヨーロッパ」についての覚書
著者 栗生沢 猛夫 /著  
著者名ヨミ クリウザワ,タケオ
出版者 成文社
出版年 2015.2
ページ数, 大きさ 1054p, 22cm
NDC10版 238.03
NDC8版 238.03
一般件名 ロシア-歴史
ISBN 978-4-86520-011-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 ロシアの最初期の歴史を検証。キエフ・ルーシの歴史を西方ヨーロッパとの関係(東西の道)に重点をおいて見直し、キエフ・ルーシが、それ自体形成途上にあるヨーロッパの一員として、その歴史的歩みを始めたことを示す。

目次

第一章 キエフ・ルーシという国
第二章 初期ロシア史に関する史料と「ルーシ」
  1 『ロシア原初年代記』あるいは『過ぎし年月の物語』について
  2 ヨーロッパ史料における「ルーシ」
  補論1 ルーシ諸公の称号「カガン」と「クニャージ(公)」について
  補論2 「ヴァリャーギ招致伝説(物語)」について
第三章 「ルーシの洗礼」以前のキリスト教(1)
  1 聖アンデレ伝説および初期の諸情報
  2 キュリロス-メトーディオスとルーシ
第四章 「ドイツからハザールへの道」上のルーシ
  1 ルーシと西方諸地域-『原初年代記』における「チェヒ」、「リャヒ」
  2 「ドイツからハザールへの道」
第五章 オリガの洗礼-「ルーシの洗礼」以前のキリスト教(2)
  1 摂政オリガ
  2 オリガの洗礼
  3 オリガとスヴャトスラフ
第六章 ヤロポルク・スヴャトスラヴィチ公(九七二-九七八年)
第七章 ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ公と「ルーシの洗礼」
  1 キエフへの道
  2 治世初期のルーシと国際環境(九七〇年代末-九八○年代)
  3 「ルーシの洗礼」
第八章 「呪われた」スヴャトポルクとヤロスラフ「賢公」-大公位継承争いと「ボリス・グレープ」崇拝の成立
  1 ウラジーミル没後の状況
  2 ボリス・グレープ崇拝の成立
第九章 「賢公」ヤロスラフ・ウラジーミロヴィチ
  1 ヤロスラフによる単独支配の樹立
  2 ヤロスラフ「賢公」
  補論1 ビザンツ・ルーシ関係をどうみるか-ルーシ「従属国家」論について、またロシアに対するビザンツの影響の問題をめぐって
  補論2 初期ルーシにおける記述文化の普及をめぐる問題
第十章 ルーシと西方諸国
  1 ルーシとスカンディナヴィア
  2 ヤロスラフと西方諸国-ヤロスラフの「婚姻政策」と外交
  3 ヤロスラフ後の事例-ドイツ皇帝ハインリヒ四世とキエフ大公フセヴォロド・ヤロスラヴィチの娘エウプラクシヤとの結婚
  補遺 キエフ・ルーシ諸公家の外国諸家門との姻戚関係(表と解説)
第十一章 ヤロスラフ後のルーシ
  1 ヤロスラフの「遺言」と子らの世代
  2 ヤロスラフの孫の世代-リューベチ諸公会議(一〇九七年)とその後
  3 ウラジーミル・モノマフの時代
  補論 ヤロスラフの「遺言」の歴史的意義-「共同領有制」および「年長制」の問題をめぐって
第十二章 一〇五四年と一二〇四年-離間するルーシと西方世界
  1 東西両教会の分立とルーシ
  2 十字軍とルーシ
  3 ルーシからの「聖地」巡礼とその終焉