松本 卓也/著 -- 青土社 -- 2015.5 -- 146.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 146.1/2015/ 00014008486 和書 帯出可 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 人はみな妄想する ,
書名ヨミ ヒト ワ ミナ モウソウ スル
副書名 ジャック・ラカンと鑑別診断の思想
著者 松本 卓也 /著  
著者名ヨミ マツモト,タクヤ
出版者 青土社
出版年 2015.5
ページ数, 大きさ 447,20p, 20cm
NDC10版 146.1
NDC8版 146.1
一般件名 精神分析
ISBN 978-4-7917-6858-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1983年高知県生まれ。自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専攻は精神病理学。共著に「天使の食べものを求めて」など。
内容紹介 ラカンの鑑別診断論の理論的変遷と、ポスト-鑑別診断の理論を検討。ラカンの理論と臨床の全体が、神経症と精神病の鑑別診断論とポスト-鑑別診断論の両方の側面をもつことを指摘し、現代におけるその意義を展望する。

目次

序論
  問題設定
  本書の構成と限界
第一部 ラカンの理論的変遷を概観する
  第一章 三〇年代ラカン-妄想の無媒介性とシュルレアリスム
  第二章 五〇年代ラカン-精神病構造をどのように把握するか
  第三章 六〇年代ラカン-分離の失敗としての精神病
  第四章 七〇年代ラカン-鑑別診断論の相対化
第二部 神経症と精神病の鑑別診断についての理論的変遷
  第一章 フロイトにおける神経症と精神病の鑑別診断(一八九四~一九三八)
  第二章 『人格との関係からみたパラノイア性精神病』における鑑別診断(一九三二)
  第三章 『精神病』における神経症と精神病の鑑別診断(一九五五~一九五六)
  第四章 エディプスコンプレクスの構造論化(一九五六~一九五八)
  第五章 「精神病のあらゆる可能な治療に対する前提的問題について」(一九五八)の読解
  第六章 六〇年代ラカンにおける神経症と精神病の鑑別診断(一九五八~一九六七)
  第七章 七〇年代ラカンにおける神経症と精神病の鑑別診断(一九六五~一九七六)
第三部 鑑別診断「以後」の思想
  第一章 人はみな妄想する-後期ラカンとドゥルーズ=ガタリ
  第二章 ヴェリテからヴァリテへ-後期ラカンとデリダの真理論
結論