大坪 志子/著 -- 雄山閣 -- 2015.5 -- 219.02

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.2/2015/ 00014008668 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual
郷土 郷土書庫・職員へ K200.2/O87/ 00009922279 郷土和書 禁帯出 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 縄文玉文化の研究 ,
書名ヨミ ジョウモン タマブンカ ノ ケンキュウ
副書名 九州ブランドから縄文文化の多様性を探る
著者 大坪 志子 /著  
著者名ヨミ オオツボ,ユキコ
出版者 雄山閣
出版年 2015.5
ページ数, 大きさ 8,172,22p 図版24p, 27cm
NDC10版 219.02
NDC8版 210.2
KDC K200.2
一般件名 遺跡・遺物-九州地方 , , 縄文式文化
ISBN 978-4-639-02353-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 布装
著者紹介 1971年福岡県生まれ。熊本大学大学院文化科学文化学専攻修了。文学博士。
内容紹介 縄文時代後晩期、九州ブランドともいえるクロム白雲母製玉が九州から東日本に広がっていた。従来の玉研究に「石材分析」を加えた調査をもとに、九州の早前期〜後晩期の装身具の変遷を構築し、九州から縄文玉文化全体を見直す。
内容注記 内容:第Ⅰ章 縄文時代石製装身具の研究の歴史. 第Ⅱ章 九州の縄文時代石製装身具. 第Ⅲ章 九州における玦状耳飾の系譜. 第Ⅳ章 九州の大珠. 第Ⅴ章 九州縄文時代後晩期の玉-九州ブランドの成立-. 第Ⅵ章 九州ブランドの実態-九州縄文時代後晩期のクロム白雲母製玉-. 第Ⅶ章 九州ブランドの展開-九州周辺における縄文時代後晩期の玉-. 第Ⅷ章 九州の縄文玉文化. 〔図版.表〕表2 九州縄文時代の石製装身具出土遺跡地名表 p31~35〔大分県 p33~34〕. 図22 九州縄文時代における石製装身具出土遺跡分布図 p36. 図52 九州における変成帯とクロム白雲母製玉出土遺跡分布図 p86. 図57 Ⅳ期のクロム白雲母製玉・滑石製玉出土遺跡分布図 p103. 付篇 九州出土縄文時代後晩期玉集成〔大分県〕 写真10,11.

目次

序章
第Ⅰ章 縄文時代石製装身具の研究の歴史
  第1節 第Ⅰ期:黎明期の玉研究
  第2節 第Ⅱ期:発掘調査がはじまった頃
  第3節 第Ⅲ期:ヒスイ原産地発見と玉研究
  第4節 第Ⅳ期:大規模開発時代の到来
  第5節 第Ⅴ期:玉研究の多様化
第Ⅱ章 九州の縄文時代石製装身具
  第1節 九州における縄文時代石製装身具研究の経緯と展望
  第2節 九州縄文時代石製装身具の時期区分
  第3節 九州縄文時代石製装身具の分類
  第4節 九州縄文時代石製装身具の変遷と画期
第Ⅲ章 九州における【ケツ】状耳飾の系譜
  第1節 九州における【ケツ】状耳飾研究の経緯
  第2節 出現期の【ケツ】状耳飾
  第3節 九州における【ケツ】状耳飾の系譜
第Ⅳ章 九州の大珠
  第1節 九州における大珠研究の意義
  第2節 九州における大珠研究の経緯と問題の所在
  第3節 九州の大珠の検討
  第4節 近畿の大珠
  第5節 九州の大珠について
  第6節 日本列島における大珠の在り方
第Ⅴ章 九州縄文時代後晩期の玉
  第1節 研究史
  第2節 形態からみた縄文時代後晩期の玉の変遷
  第3節 石材の分析方法
  第4節 石材からみた九州縄文時代後晩期の玉
  第5節 九州独自の玉の成立と展開
第Ⅵ章 九州ブランドの実態
  第1節 クロム白雲母製玉の製作と受用
  第2節 九州におけるクロム白雲母製玉の展開
第Ⅶ章 九州ブランドの展開
  第1節 本州西部の玉
  第2節 朝鮮半島の玉
第Ⅷ章 九州の縄文玉文化
  第1節 九州の縄文時代における玉文化研究の意義
  第2節 九州の【ケツ】状耳飾
  第3節 九州の大珠
  第4節 九州縄文時代後晩期のクロム白雲母製玉
  第5節 九州ブランドの考古学的意義