小野寺 研太/著 -- 以文社 -- 2015.6 -- 309.021

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 309/2015/ 00014124440 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 戦後日本の社会思想史 ,
書名ヨミ センゴ ニホン ノ シャカイ シソウシ
副書名 近代化と「市民社会」の変遷
著者 小野寺 研太 /著  
著者名ヨミ オノデラ,ケンタ
出版者 以文社
出版年 2015.6
ページ数, 大きさ 316,26p, 20cm
NDC10版 309.021
NDC8版 309.021
一般件名 社会思想-日本 , 市民社会
ISBN 978-4-7531-0326-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 自由な市民がどのように社会と折り合いをつけて生きるか。<市民社会>という言葉をキーワードに日本の戦後70年の歴史をたどるとともに、市民社会概念が編成された痕跡を探求する。

目次

第一章 戦中期の市民社会概念
  一 <近代>再編の戦中的文脈
  二 普遍的<近代>への軌道修正
  三 生産力論による<近代>の思想的編成
第二章 「人民」の水平的紐帯
  一 講座派マルクス主義と市民社会概念
  二 「人民」の「市民社会」
  三 「市民社会」の革新性と保守性
第三章 戦後社会の文化変容と市民社会論
  一 戦後社会の文化変容
  二 「市民社会」の主体像
  三 「市民社会」の歴史哲学
第四章 「自治」のリアリズム
  一 「市民」政治学の思想原理
  二 「大衆社会」と「二重構造」
  三 一九六〇年代の「集権」と「分権」
第五章 二つの正統派批判
  一 「西欧」知識人マルクスへの原点回帰
  二 「依存関係」の世界史把握
  三 「市民社会」的展望への「信頼」
第六章 「市民社会」とユートピア
  一 <近代>認識の転回
  二 「歴史」と「構造」
  三 複層的社会のメタ・ユートピア