四條 知恵/著 -- 未來社 -- 2015.8 -- 369.37

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 369.3/2015/ 00014033450 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 浦上の原爆の語り ,
書名ヨミ ウラカミ ノ ゲンバク ノ カタリ
副書名 永井隆からローマ教皇へ
著者 四條 知恵 /著  
著者名ヨミ シジョウ,チエ
出版者 未來社
出版年 2015.8
ページ数, 大きさ 234p, 19cm
NDC10版 369.37
NDC8版 369.37
一般件名 原子爆弾-被害 , カトリック教-日本
ISBN 978-4-624-41101-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 広島県生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程修了。博士(比較社会文化)。長崎大学核兵器廃絶研究センター客員研究員。
内容紹介 長崎では、カトリック信仰に影響された特徴的な原爆の語りが生まれている。浦上のカトリック教徒がどのように原爆被害を捉え、語って来たのかということを、「歴史と語り」という枠組みを参照しつつ、実証的に明らかにする。

目次

第一章 歴史の語りを繙く
  歴史叙述についての先行研究
  歴史の物語論に対する批判
  原爆被害についての先行研究
  浦上の原爆の語り
第二章 浦上と永井隆
  一 「浦上」
  二 永井隆の燔祭説
  三 永井隆の燔祭説をめぐる論争
第三章 焦点化する永井隆
  一 占領期の長崎における原爆の語り
  二 焦点化する永井隆
第四章 永井隆からローマ教皇へ
  一 純心の沿革と学校の被害
  二 純心女子学園をめぐる原爆の語り
  三 二つの語りが意味するもの
第五章 浦上の原爆の語り
  一 占領期
  二 ローマ教皇庁と日本のカトリック教会の動向
  三 浦上のひび
  四 長崎における原爆被害をめぐる行政と市民活動の流れ
  五 原水爆禁止運動とカトリック教界
  六 カトリック地域共同体の変容
  七 ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来訪
  八 カトリック教界への波紋
結び