長谷 正人/編 -- 有斐閣 -- 2016.10 -- 778

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 778/2016/ 00014152672 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 映像文化の社会学 ,
書名ヨミ エイゾウ ブンカ ノ シャカイガク
並列タイトル Sociology of Visual‐Imagery Media
著者 長谷 正人 /編  
著者名ヨミ ハセ,マサト
出版者 有斐閣
出版年 2016.10
ページ数, 大きさ 12,290p, 22cm
NDC10版 778
NDC8版 778
一般件名 映像
ISBN 978-4-641-17424-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 早稲田大学文学学術院教授。著書に「映画というテクノロジー経験」「映像という神秘と快楽」など。
内容紹介 写真、映画、テレビ、パソコン、プリクラ、インスタグラム、監視カメラ、超音波写真、心霊写真…。人は映像に何を求めているのか。日常生活にあふれる映像文化を社会学で読み解く。

目次

序章 映像文化というパースペクティブ
第1部 テクノロジーとしての映像文化
第1章 写真というテクノロジー
  1 写真というテクノロジー
  2 写真の痕跡性
  3 写真の複製性
  4 「撮ること」の文化とデジタル時代の写真の文化
第2章 映画というテクノロジー
  1 テクノロジーとしての映画
  2 「撮る」文化から「見る」文化へ
  3 アトラクションの映画と古典的映画
  4 イデオロギー批判と「アウラ」の凋落
  5 映画文化のパーソナル化と「撮る」文化
第3章 テレビというテクノロジー
  1 「通信」と「放送」の間で揺れ動くテレビ
  2 「放送」としてのテレビ
  3 繰り返される「放送」と「通信」のゆらぎ
  4 テレビのゆくえ
第4章 パソコンというテクノロジー
  1 映像文化のすべてを飲み込むパソコン
  2 パソコンの誕生と映像のパーソナル化
  3 パソコンが映像文化にもたらしたもの=DIY化
  4 パソコンというテクノロジーの論じ方
第2部 コミュニケーションとしての映像文化
第5章 個人をつくる映像文化
  1 肖像写真とそこに写る人物
  2 社会的記号としての肖像写真
  3 同一性の記号としての肖像写真
  4 コミュニケーションのなかでつくられる個人
第6章 コミュニケーションをつくる映像文化
  1 コミュニケーションをつくる写真文化
  2 集団に埋め込まれた写真コミュニケーション
  3 「つながる」ための写真コミュニケーション
  4 「盛る」ための写真コミュニケーション
  5 「つながり」と「盛り」の写真コミュニケーションのゆくえ
第7章 社会をつくる映像文化1
  1 私的映像と公的映像
  2 御真影
  3 オリンピア
  4 アポロ月面着陸のテレビ中継
  5 映像文化研究と新しい映像文化
第8章 社会をつくる映像文化2
  1 歴史的な瞬間の記録
  2 戦時国家とナショナル・シンボル
  3 消費社会とポップ・カルチャー
  4 ポスト911の「硫黄島の星条旗」
第3部 科学としての映像文化
第9章 医療における映像文化
  1 診断を受けるということ
  2 近代以前の診断術
  3 近代医学の誕生
  4 医療技術と写真術
  5 映画とX線
  6 見えないものを見る
第10章 警察と軍事における映像文化
  1 警察と司法写真
  2 軍事と映像
  3 日常化する警察・軍事映像
第11章 人類学における映像文化
  1 映像と人類学のまなざし
  2 人類学における映像の位置
  3 映像と文化の詩学/政治学
第4部 呪術としての映像文化
第12章 スターという映像文化
  1 スターという存在の不思議さ
  2 超越的な存在としてのスター
  3 「親しみ」の存在としてのアイドル
  4 多様なスター・アイドル文化のなかの「見る」こと
第13章 心霊現象という映像文化
  1 心霊写真の誕生と死
  2 心霊写真の2度目の死
  3 メディアの間にある心霊写真
  4 デジタル写真以降の心霊写真
第14章 アニメーションという映像文化
  1 アニメーションの生命力
  2 動きが生じるということ
  3 デジタル技術とアニメーション
  4 完全映画とアニメーション
  5 モーションキャプチャとアニメーション
  6 アニメーションという動き