田村 哲樹/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2017.5 -- 311.7

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 311.7/2017/ 00014242721 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 熟議民主主義の困難 ,
書名ヨミ ジュクギ ミンシュ シュギ ノ コンナン
並列タイトル Deliberative Difficulties and Beyond
副書名 その乗り越え方の政治理論的考察
著者 田村 哲樹 /著  
著者名ヨミ タムラ,テツキ
出版者 ナカニシヤ出版
出版年 2017.5
ページ数, 大きさ 11,268p, 22cm
NDC10版 311.7
NDC8版 311.7
一般件名 民主主義
ISBN 978-4-7795-1172-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 熟議を阻むものは何か。その阻害要因を詳細に分析し、熟議民主主義の意義と可能性を理論的に擁護する。さらに、この議論が政治学あるいは政治理論にとって有する意義と今後の課題を述べる。

目次

序論
第Ⅰ部 現代社会の状況への対応可能性
第1章 分断社会
  第1節 分断社会における熟議民主主義をめぐる諸議論-ドライゼクとオフリン
  第2節 どのような熟議民主主義か?
第2章 個人化社会
  第1節 社会の個人化の政治的な帰結
  第2節 個人化時代の民主主義-ポピュリズムと「民主主義2.0」
  第3節 個人化と熟議民主主義
  第4節 反省的かつ包括的に
  第5節 自由民主主義を超えて?
第3章 労働中心社会
  第1節 条件としての社会保障
  第2節 熟議民主主義の条件としての社会保障
  第3節 熟議民主主義の条件としてのベーシック・インカム
第Ⅱ部 代替案の存在
第4章 情念
  第1節 民主主義論が情念を考慮すべき理由
  第2節 熟議民主主義における理性と情念-三つのアプローチ
  第3節 どのように考えるべきなのか?
  第4節 「理性と情念」から「反省性」へ
  第5節 反省性と熟議システム
第5章 アーキテクチャ
  第1節 アーキテクチャ-阻害要因か、補完か
  第2節 アーキテクチャの具体像
  第3節 アーキテクチャをめぐる熟議民主主義
第Ⅲ部 問題としての思考枠組
第6章 親密圏
  第1節 親密圏における熟議-その二つのパターン
  第2節 熟議の(非)正当性の基準-プレビシット的理由・私的理由・沈黙
  第3節 熟議の阻害要因-親密圏の構造特性
  第4節 親密圏における熟議民主主義を実現するために
  第5節 親密圏は「親密」か?
第7章 ミニ・パブリックス
  第1節 ミニ・パブリックスへの批判をどう見るか
  第2節 コミュニケーション様式としての熟議
  第3節 ミニ・パブリックスの外部依存性-1その役割・機能の観点から
  第4節 ミニ・パブリックスの外部依存性-2その正統性という観点から
第8章 自由民主主義
  第1節 「複線モデル」と自由民主主義
  第2節 ミニ・パブリックスと自由民主主義
  第3節 熟議システム論の射程
結論
  第1節 本書の要約
  第2節 本書の含意