薄井 ゆうじ/著 -- マガジンハウス -- 1996.5 -- 913.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 公開書庫西 913.6/ウス/ 00002809234 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 午後の足音が僕にしたこと ,
書名ヨミ ゴゴ ノ アシオト ガ ボク ニ シタ コト
著者 薄井 ゆうじ /著  
著者名ヨミ ウスイ,ユウジ
出版者 マガジンハウス
出版年 1996.5
ページ数, 大きさ 237p, 20cm
NDC10版 913.6
NDC8版 913.6
著者紹介 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、広告代理店経営等を経て、現在は執筆に専念。「残像少年」で小説現代新人賞、「樹の上の草魚」で吉川英治文学新人賞受賞。他に「透明な方舟」など。
内容紹介 今日も遠くから足音が聞こえてくる。ハイヒールの音だ。いつからか「僕」は定刻に現れるその音に捉えられていた。人知れずざわめき揺れる心を、つかの間のロマンスを、ピュアな感覚で描いた連作短編22話。
内容注記 内容:午後の足音が僕にしたこと 僕は鎖を切ることができる 夜が僕に話かけても 僕のことに気がついただろうか 水曜日の雨は月曜日の猫 きみにスプレーしたわけじゃないのに たぶん僕たちは地底湖に向かってる トマト爆弾が落ちるまで 霧の夜僕はコンサートに行った 本が棲んでいる場所 絵葉書のなかで会える 僕が見知らぬ猫にできること 黒い大きな犬を飼っているの バニラの香りがしていた もっと上手に唄える 中国語のカサブランカ ペンシルバニアの遠い静かな火事 エルベ河から聞こえてくる音 午後の三時にペーターと羊は 海のなかの青いライター パタゴニアで買えなかったもの 六月の雨があたしにしたこと