津崎 直人/著 -- 昭和堂 -- 2019.3 -- 319.8

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一般 一般資料室 319.8/2019/ 00013807755 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ドイツの核保有問題 ,
書名ヨミ ドイツ ノ カク ホユウ モンダイ
副書名 敗戦からNPT加盟、脱原子力まで
著者 津崎 直人 /著  
著者名ヨミ ツザキ,ナオト
出版者 昭和堂
出版年 2019.3
ページ数, 大きさ 10,435,20p, 22cm
NDC10版 319.8
NDC8版 319.8
一般件名 核兵器 , 核兵器不拡散条約 , ドイツ-対外関係-歴史 , ドイツ-国防-歴史
ISBN 978-4-8122-1813-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1975年兵庫県生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程修了。広島修道大学国際コミュニティ学部准教授(学部契約教員)。
内容紹介 西ドイツの核保有問題は、どのような展開を見せ、何故、解決されたのか? 冷戦終了・再統一後のドイツの核に対する基本的な立場とは? ドイツの核保有問題について、敗戦からNPT加盟、脱原子力、現在までを論じる。

目次

序章
  1 はじめに-西ドイツの核保有問題
  2 先行研究の諸問題と本書の主張
第1章 再軍備交渉における核保有禁止問題(一九五〇-五五年)
  1 再軍備交渉の第一段階-EDC条約の締結まで(五〇年六月-五二年五月)
  2 再軍備交渉の第二段階-パリ条約の締結まで(五四年八-一〇月)
第2章 核保有を目指すアデナウアー、これを禁止しようとする圧力(一九五五-五八年)
  1 核時代に巻き込まれる西ドイツ(五四年末-五六年後半)
  2 アデナウアー、核保有を目指す
  3 核保有を禁止しようとする圧力の高まり
  4 仏独伊共同核開発計画、核共有政策と連邦軍の戦術核武装の正式な決定
  5 東側の反撃、最大の危機へ
第3章 ベルリン危機(一九五八-六二年)
  1 ベルリン危機(五八年一一月-六一年六月)
  2 西独核保有問題の解決を目指す新たな動き-ケネディ政権
  3 NPTの起源(五八-六一年)
  4 NPT作成交渉の開始(六二年)
  5 SPDの党改革、プラントの台頭、NPT加盟の基本構想
第4章 NPTへの頑強な抵抗(一九六三-六六年)
  1 部分的核実験禁止条約への加盟(六三年)
  2 MLF
  3 NPT加盟回避策(六四-六六年)
  4 NPT加盟が避けられなくなっても死守するべきもの-原子力
第5章 NPTへの執拗な抵抗と変化の兆し(一九六六-六九年)
  1 SPDの政権参加によるMLFの最終的放棄
  2 NPT作成交渉の最終段階(六七年-六八年七月)-「ドイツ人がこの条約を書いた」
  3 NPTが成立、西独、署名を拒否(六八年七月-六九年一〇月)
第6章 NPT加盟(一九六九-七五年)
  1 NPT署名、東方外交、デタント、NPT批准
  2 IAEA-ユーラトム検証協定の作成交渉(七〇-七三年四月)
  3 連邦議会におけるNPT批准審議、加盟が確定(七三年一一月-七五年五月)
第7章 NPT加盟後から九〇年代初頭まで
  1 NPT加盟(署名、批准)後の原子力政策(六〇年代末-九〇年代初頭)
  2 原子力技術輸出政策-西独による核拡散の危険性
  3 脱原子力へ(一)市民のイニシアティブ
第8章 一九九〇年代から二〇一〇年代まで
  1 冷戦終了・再統一後のドイツの核に関する基本的な立場
  2 核共有政策の放棄および国内に配備された核の撤去に関する議論の高まり
  3 脱原子力へ(二)政府のイニシアティブ、核オプションの完全放棄(?)
終章