中村 博司/著 -- 和泉書院 -- 2019.12 -- 210.48

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.4/2019/ 00013884499 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 豊臣政権の形成過程と大坂城 ,
書名ヨミ トヨトミ セイケン ノ ケイセイ カテイ ト オオサカジョウ
叢書名 日本史研究叢刊
著者 中村 博司 /著  
著者名ヨミ ナカムラ,ヒロシ
出版者 和泉書院
出版年 2019.12
ページ数, 大きさ 6,396p, 22cm
NDC10版 210.48
NDC8版 210.48
一般件名 日本-歴史-安土桃山時代 , 大阪城
個人件名 豊臣 秀吉
ISBN 978-4-7576-0916-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 布装
著者紹介 1948年滋賀県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。大阪産業大学・大阪樟蔭女子大学・帝塚山学院大学・龍谷大学で非常勤講師、大坂城石垣整備委員会委員などを歴任。
内容紹介 豊臣政権の形成過程および大坂城の築造経過と構造にかかわる諸論考を収録。さらに大坂と京都の諸居城との関係性を検討し、秀吉の政権構想と居城の在り方との関連を明らかにする。人名・事項索引付き。
内容注記 内容:(史料8)「中川氏御年譜」 p144~145.

目次

序章 豊臣政権形成過程についての研究史
  はじめに
  第一節 明治以降、戦前までの研究
  第二節 戦後の研究
  第三節 豊臣政権の形成過程にかかわる本研究の立場
第一部 豊臣政権の形成過程をめぐって
第一章 「清須会議体制」下の羽柴秀吉の政治的立場と課題
  はじめに
  第一節 羽柴秀吉の居城経営について
  第二節 羽柴秀吉による洛中支配の様相
  第三節 羽柴秀吉の立場と政権の開始期について
  おわりに
第二章 本願寺の貝塚・天満移座と羽柴秀吉の紀州攻めについて
  はじめに
  第一節 顕如・教如らの紀州滞在と羽柴秀吉への接近
  第二節 顕如・教如らの貝塚移座とその意義
  第三節 天正十二年の紀州雑賀一揆と本願寺の立場
  第四節 天正十三年の紀州攻めと本願寺の天満移座
  おわりに
第三章 「大坂遷都論」再考
  はじめに
  第一節 「大坂遷都論」の再検討
  第二節 妙顕寺城造営をめぐって
  第三節 「大坂遷都構想」発信の意図と発想
  第四節 「大坂遷都論」と秀吉の官位獲得運動
  おわりに
第四章 羽柴秀吉の五畿内支配構想
  はじめに
  第一節 羽柴秀吉の大坂城・大坂観
  第二節 「柴田退治記」から見た大坂城防衛構想
  第三節 大坂城を中心とする五畿内支配構想の完成
  おわりに
補論1 天正十~十三年における三好信吉(豊臣秀次)の動向について
  はじめに
  第一節 三好信吉宛秀吉書状の検討
  第二節 兵庫城から尼崎城へ
  第三節 養父三好康長と信吉の立場
  おわりに
補論2 大坂築城工事開始頃の秀吉縁者の居所と行動
  はじめに
  第一節 秀吉の有馬湯治にかかわる史料
  第二節 本能寺の変後における秀吉室と母の居所と行動
  第三節 天正十一年八月頃における秀吉室と母の居所と行動
  第四節 天正十・十一年における浅井茶々の居所と行動
  第五節 天正十一年八月における杉原家次の行動
  おわりに
第二部 大坂城の構築と秀吉の政権構想をめぐって
第五章 大坂城本丸普請をめぐる諸問題
  はじめに
  第一節 石材搬入路・採石地と石垣積みの期間
  第二節 本丸の構造的特質と築造の経過
  第三節 本丸石垣成立の経緯をめぐって
  おわりに
第六章 豊臣期大坂の「惣構」をめぐる諸問題
  はじめに
  第一節 「惣構」の構造に対する検討
  第二節 大坂城下町と「惣構」の変遷
  おわりに
第七章 慶長三~五年の大坂城普請について
  はじめに
  第一節 「大坂普請」史料の集成と検討
  第二節 諸大名の大坂移住をめぐって
  第三節 二段階あった慶長三年発令の「大坂普請」
  おわりに
第八章 豊臣秀吉による京・大坂の居城構築とその政権構想
  はじめに
  第一節 大坂城と妙顕寺城の造営
  第二節 大坂城と聚楽第の造営
  第三節 伏見城の造営と伏見・大坂での「惣構堀」構築および宇治川・淀川諸普請
  第四節 秀吉最晩年の洛中・大坂・伏見普請
  おわりに
補論3 松平忠明の大坂城「三ノ丸壊平・市街地開放」をめぐって
  はじめに
  第一節 「市街地開放」の意味
  第二節 「三ノ丸壊平」の意味
  おわりに
終章 本研究のまとめと今後の課題
  はじめに
  第一節 第一部に収録した諸論文のまとめ
  第二節 第二部に収録した諸論文のまとめ
  おわりに 総括と課題