根井 雅弘/著 -- 人文書院 -- 2020.2 -- 331.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 331.2/2020/ 00013901798 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 現代経済思想史講義 ,
書名ヨミ ゲンダイ ケイザイ シソウシ コウギ
著者 根井 雅弘 /著  
著者名ヨミ ネイ,マサヒロ
出版者 人文書院
出版年 2020.2
ページ数, 大きさ 190p, 19cm
NDC10版 331.2
NDC8版 331.2
一般件名 経済思想-歴史
ISBN 978-4-409-24130-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1962年宮崎県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学大学院経済学研究科教授。著書に「ものがたりで学ぶ経済学入門」「経済学者の勉強術」など。
内容紹介 京都大学での長年にわたる、経済学史と現代経済思想の講義を凝縮。ケインズから現代まで、進展を続ける経済学のエッセンスをコンパクトに解説する。経済的問題の背後に潜む思想をつかむ一冊。ブックガイドも収録。

目次

第1章 ケインズ革命
  1 ヒックスの「ケインズ氏と“古典派”」
  2 IS/LMへの若干の疑問
  3 「生産の貨幣理論」としての『一般理論』
第2章 革命への抵抗
  1 ケンブリッジ内部の論争
  2 ハイエクの『価格と生産』
  3 シュンペーターの「創造的破壊」
  補論 ケインズの「乗数」について
第3章 『一般理論』の同時発見
  1 「革命」の同時発見
  2 価格決定と分配関係
  3 完全雇用の政治学
  補論 ケインズとの重要な相違点
第4章 ケインズの弟子たち(1)
  1 スラッファのマーシャル批判の衝撃
  2 「左派ケインジアン」として
  3 N・カルドアの「ケインズ的分配理論」
  補論 資本係数も利潤率から独立ではない
第5章 ケインズの弟子たち(2)
  1 ハロッドの「不安定性原理」
  2 新古典派成長理論による異論
  3 カルドアのハロッド批判
  補論 ソローの「成長会計」について
第6章 新古典派総合
  1 ケインズ経済学のアメリカ上陸
  2 ケネディと「ニュー・エコノミックス」
  3 追い詰められる新古典派総合
第7章 アメリカのポスト・ケインズ派経済学
  1 「古典的ケインズ主義」批判
  2 WCM理論
  3 ケインズ的「貨幣的経済理論」の継承
  補論 ポスト・ケインズ派の特徴とは何か
第8章 ガルブレイスの制度経済学
  1 アメリカ経済学会設立の舞台裏
  2 『ゆたかな社会』と「依存効果」
  3 『新しい産業国家』と「テクノストラクチュア」
  補論 保守化したアメリカ社会への批判
第9章 スラッファの古典派アプローチ
  1 「古典派アプローチ」とは何か
  2 「1の自由度」の含意
  3 スラッファ革命
第10章 ベルリンの壁の崩壊
  1 市場プロセスへの関心
  2 ミーゼスの『ヒューマン・アクション』
  3 ネオ・オーストリアンの登場