所蔵

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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料番号	資料区分	帯出区分	状態
一般	一般資料室	910.2/ｲﾄ/	00013908140	和書	帯出可	在庫

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資料詳細

タイトル	南方熊楠と日本文学 ,
書名ヨミ	ミナカタ クマグス ト ニホン ブンガク
著者	伊藤 慎吾 ／著
著者名ヨミ	イトウ,シンゴ
出版者	勉誠出版
出版年	2020.2
ページ数, 大きさ	6,408p, 22cm
NDC１０版	910.2
NDC８版	910.2
一般件名	日本文学-歴史 , 伝説-日本 , 民話-日本
個人件名	南方 熊楠
ISBN	978-4-585-22270-5
著者紹介	国際日本文化研究センター・客員准教授。学術博士(埼玉大学)。著書に「中世物語資料と近世社会」「擬人化と異類合戦の文芸史」「室町戦国期の公家社会と文事」など。
内容紹介	熊楠は、日本文学にどのような価値を見出し、学問に利用していったのか? 熊楠が研究の基礎とした資料群を精査し、人文学の展開の中に位置付け、これからの日本文学研究の可能性を提示。貴重資料の翻刻も多数収録。

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目次

序論 南方熊楠と日本文学

  1 反歴史的叙述

  2 比較説話学

  3 自然科学の眼

  4 日本文学と民俗学

  5 民俗学の体系と日本文学

  6 「南方熊楠と日本文学」

第一部 古代・中世文学の受容

第一章 南方熊楠の文学史的認識

  1 文学者評

  2 「十二支考」における時代区分

  3 日本文学に対する関心の所在

  4 文献処理

  5 歴史的叙述

第二章 横山重と南方熊楠

  はじめに

  1 大岡山書店の出版事業

  2 『室町時代物語集』の編纂

  3 南方熊楠の関与

  おわりに

第三章 南方熊楠書写『熊野の本地』の性格

  はじめに

  1 『熊野廼縁起』について

  2 『熊野の本地』研究

  3 『熊野廼縁起』の系統的位置付け

  4 高須本

  まとめ

第四章 南方熊楠『蛤の草紙』論の構想

  はじめに

  1 南方熊楠とお伽草子

  2 南方熊楠と『蛤の草紙』

  3 『蛤の草紙』論の資料

  4 『蛤の草紙』論の構想

  おわりに

補論 折口信夫の壱岐調査と文学史

  はじめに

  1 調査の実際

  2 調査の傾向

  3 「雪の島」をめぐって

  おわりに

第二部 近世文学の受容

第一章 南方熊楠の妖怪研究と近世説話資料

  はじめに

  1 引用書

  2 説話の利用

  3 妖怪研究

  まとめ

第二章 南方熊楠と近世期翻案系怪談

  1 比較説話学の視点

  2 熊楠の近世怪談受容

  3 怪談研究における位置付け

  まとめ

第三章 南方熊楠と『甲子夜話』

  はじめに

  1 『甲子夜話』入手の事情

  2 抜書の作成

  3 論考での利用

  4 『甲子夜話』はいかに読まれたのか

  まとめ

第四章 妖怪研究と説話・民俗

  はじめに

  1 熊楠の採集

  2 妖怪への眼差し

  3 ネコマタ解説

  4 海に出るネコマタ

第五章 南方熊楠の妖怪名彙<鬼>について

  1 鬼

  2 熊楠の<鬼>の概要

  3 <鬼>の形成

  まとめ

付論 文芸創作について

  1 知識偏重の創作

  2 都々逸から俳句へ

第三部 資料編

  1 高須本『熊野縁起』

  2 横山重書簡・翻字資料

  3 横山重寄贈本書入れ

  4 南方熊楠顕彰館所蔵『絵巻物断簡』影印と翻刻

むすびにかえて

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